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生きづらさの原因はどこに?

毒になる親と呼ばれる子を含めた他者との関わり方に問題のあるの大人たち。

子どもの立場からすると、彼らの理不尽で道理にかなわない理屈であっても生きていくには従わなければならないという現実がある。

わたし自身が大人になり、現在の知識、知恵、経験をもってしても当時の彼らには到底理解の追いつかない言動、行動があった。

これほど冷静に当時を振り返られるようにはなったものの、子どもだった当時の【生き抜く術】として【親の言動、行動に異論があっても言うだけで無駄。ましてや更なる心身への危険すらある】という経験をしてきた事実はなかなか身に染み付いてぬぐえない。

そしてその生き抜くための術であった【理不尽を受け入れる】という対処法をそのまま抱えて大人になると【違和感があっても見過ごして受け入れてしまう】という生きづらさの原因となる。

自分を守っていたはずの考え方が、今度は生きづらさの原因になる。

子どもだった当時は【生き抜くために必要だったスキル】が、自立して自分の人生を生き始めたときに【今度は自分を苦しめる根本原因】になるのだ。

幼少期につらい思いをしたのに、大人になってもまだ苦しめられる。

わたしはこの負のループに苦しむ人たちを少しでも減らしたい。

これは認知行動療法では『認知の歪み』に対するアプローチとして対処法がある。

歪んだ認知を手放す方法がある、というのはぜひ世に広まってほしい。

※認知の歪みは呼び方が改訂されより適切な表現がなされていますが今回は考慮せず『認知の歪み』の名称で記載しています。

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