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塾なし予備校なしのド田舎から女医が誕生するまで。#1.出生編

ついに始まりました😍。



塾なし、予備校なしのド田舎から

推薦入試で国立大学医学部に入学し

産婦人科医になるまでの、女医誕生ストーリー!



どんな環境で

どうやったら女医ができるのか?



・幼少期の思い出

・小中高の勉強法

・医学部六年間の仲間達

・産婦人科医になって出会った患者さん



これらにスポットライトをあてて、お伝えしていきたいと思っています。




私自身だけでなく、読んでくださる皆さんに

何かしら、気づきとヒントを差し上げることができたらな

と思っています。




それでは、第一回、出生編、スタートです♪




 

「双子のはずが、生まれてきたのは私一人だった話」



 1.  親族会議勃発 


東北の海辺の片田舎で、私は生まれました。

当時としては、遅めの出産であった母は

通っていた産婦人科で衝撃の事実を告げられます。

 

「心音が二つ聞こえる。これは双子です」


えーーーーー! 

まさかの双子!!!

 

それを聞いた母は、すぐさま実家で相談をします。

そこで下された決定は・・・

 

母  「二人なんて育てられない」

伯母(母の姉)「じゃあ、双子の片方は私が育てるわ」

 

双子を別々に育てる、ということになります。

 

確かに母は体が弱く

子供の頃も、よく寝込んでいたらしいです。 

それゆえに、母の下に妹がいたにも関わらず

まるで末っ子のように、大事に大事に育てられたそう。

 

 

そんな母が、初めての子育てで

二人一緒になんて

 

無理!!!


本人も周りもそう判断したようです。








 2.  ついに生まれる! 


母のお腹は双子(予想)ということもあって

とっても大きかったそうです。




母曰く、つわりがひどく

空腹だと気持ち悪くなるため、

しょっちゅう何かを 食べていたそう。



そりゃあ、お腹も大きくなるわけです(笑)。




そして迎えた、陣痛開始。

 

いよいよ生まれる!!!


・・・と思ったものの

 

三日三晩、赤ちゃん(私)は生まれず

 

母に付き添っていた祖母は

白髪が一気に増え、

伯母に付き添いを止められるくらい

大変だったと、よく母が言っていました。

(おばあちゃん、ごめんね) 





双子(予想)だしね、それは難産になるよね。


そして、よーーーやく生まれたのが

 

私でした。







3.  双子の予想が外れたわけ 

 

よかったよかった。

みんな一安心。


そう思ったものの

あれ?おかしいんじゃない。

 

双子のはずなのに、一人しか生まれてこない。


( ・◇・)?


今ほど、医療機器がなかった時代です。

産婦人科医になった今だからこそわかる

心音だけで赤ちゃんの数を予測する、ということの

不確かさ。

 

今なら、超音波で

お腹の赤ちゃんが一人か二人かだけでなく、

性別も顔さえわかる時代ですが

 

私が生まれた頃は

「トラウベ」という

助産師さんにとっての神器ともいえるべき器具しかなく

双子の診断は難しかったのだと思います。

 

それか

 

本当は双子だったけど、お腹の中にいるうちに

片方の心音が止まってしまう・・・ということもあるので

そうだったのかもしれませんが

今となっては、知る由もありません。

 

そ、ん、な

 

超、超、超、お騒がせなこの世への誕生。

 

なんか、これだけでも、

波乱万丈な人生を送ることが、予想できちゃいます。

 

しかも、十数年後に医学部に進学し

さらに、その数年後には産婦人科になっているなんて・・・。

 

人生って、ほんと何が起こるかわかりません。


でもね、こんなお騒がせな赤ん坊が

大人になってから、人様の赤ちゃんをとりあげることになるなんて


やっぱり、運命なのかしら?

 

なーーーんて思うのでした。

 

めでたしめでたし。

 《ド田舎から女医が誕生するまで》

第一回は「出生編」をお送りいたしました。

次回、第二回は,MAKIという「名前の由来」をお届けいたします。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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いつもありがとうございます(*^^*)。

次回もお楽しみに~♪


MAKI

#医者 #産婦人科医 #名前の由来 #自分史 #田舎




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