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江戸川乱歩「悪霊物語」

今晩は江戸川乱歩「悪霊物語」を朗読しております。

怪奇小説家の大江蘭堂が、人形師の仕事部屋を訪ね、見たものとは…?

「老人形師」「妖美人」の2章立て。
乱歩のおどろおどろしい作品を読むには、こちらも五感を総動員せねばと緊張しますが、その緊張感もまた、読書の楽しみのひとつでございます。

初出は1954(昭和29)年「講談倶楽部」秋の増刊号。
「悪霊物語」は、このあとを角田喜久雄と山田風太郎が続けるリレー小説になっています。

江戸川乱歩の作品はほかに、「指環」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。