転機はドミノ倒し。


「トントン拍子」という言葉が好きだ。
トントン拍子とは「人生が転がり出している」、まさにその音なのだ。
自分がドミノを倒して、トントントンとドミノが倒れているイメージのときと、あるいは見えざる神がどーんと自分の背中を押して、トントントンと自分が転がっているイメージのときとがある。
それは、良いことが起きるときも。悪いことが起きるときも。
そんなとき、倒れ出すドミノや転がる自分がふいに怖くなって、ブレーキをかけたくなるかもしれない。けれども、そこは勇気をもって、まるでスキーで勢いよく滑っているときのように、力まないで腰を引かずに転がっていくのがコツだと思う。

今回、たまたま、ある編集者の自伝を読んでいて「毎日ブログを更新したことが助けになった」と書いてあった。私もnoteと自分の距離をもっと縮められたらいいなと思っていた矢先のことだ。なので、これはトライする価値があるのでは、と思った。
でも、読んでくださった方はわかると思うが、今まで更新していたエッセイのエネルギーで頻繁に更新するなんて、ムリ! 
じゃあ、小ネタならたくさんあるので、日々のティップスや気づきをちょこちょことアップしたらいいなと、この「つぶつぶつぶやき」マガジンを始めたのであります。

そしたら、マガジンの初回から何やら旦那さんのアヤシイ動き。翌日には「山を買う」なんて言いだした。
何なのこのタイミング。
私の「日々のティップス」よりも、絶対に「山」のほうがインパクトあるし面白そうじゃん、ズルイよ。
まぁ、どちらも楽しんで書きますので、どうかよしなに。


さて、話を戻すと。
そもそも旦那さんがあんなことを言い出す前に、彼の仕事に大きな動きがあったり、その前にもいろいろとプライベートで新しい動きがあったりして、それらもドミノの駒だったかなと、振り返ると思う。

小さなドミノがパタパタと倒れ始めている、私の周辺。トントン拍子が聞こえ始めている。もっと派手にバタバタバタっと倒れるのもよし。調子よくトントンと続くのもよしだ。

何が言いたいかと言いますと、良いことも悪いことも、事の大、小あれ、人生が動き出すときって、こうした偶然に見えるような小さなアクションが重なる。
まさに転機はドミノ倒しなのだ。
たとえ不幸なことが重なったとしても、幸運が重なったとしても、問題はその幸・不幸じゃあない。
とりわけ大きな不幸などは、膿を出す行為だったり、大きな決断のきっかけだったりもする。
すべては幸せに向かって、自分らしい人生のために前進している、という前向きな気持ちでいきたいと思う。




ここまで読んでくれただけで、うれしいです! ありがとうございました❤️