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教室で椅子に座っているときに、ガタガタゆらしたり、立ち歩いている。座るように注意すると座るが、繰り返してしまうのは、なぜでしょうか?
このような行動は多動として、子どもの怠け心や、親のしつけの問題にされやすいですが、療育の視点からみると、次のように考えることができます。 私たちは机で勉強をするときに、同じ姿勢でずっといるわけではなく、活動に合わせて微妙に姿勢を調整しています。 例えば、ノートに板書するときには両手が使いやすいように背もたれから体を起こして少し前かがみになったり、ひと休みするときには逆に背もたれにもたれたりします。これは、まっすぐに体を保つ前庭感覚と、背中や足の筋肉の働き具合をモニターす