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病気や障がいのある子どもの成長を促す食事とは?

この記事の内容は「子どもの成長を促す食事」として、「高タンパク質・低糖質・鉄分・ビタミンの食生活」をポイントに説明していきます。
 
はい、どうも!新里です、
 
 今日は、以前の私と同じように「子どもの身長や体重が増えない、ミキサー食や経管栄養剤で栄養が取れているか心配」などのお悩みを抱えている方に、私が子育てで取り入れている「分子栄養学」について共有したいと思います、ぜひ今日の話を参考になさってみてください。
 
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っということで本題ですが、みなさん食事に気を使っていると思いますが、具体的にどんな点に気を付ければいいのでしょうか?

 まず結論から言うと「体を構成している栄養を優先的にとっていくこと」が重要です。分子栄養学では、「人の体は水分を除けば、タンパク質45%、脂質42%、ミネラルビタミン10%、糖質2%」と言われています。つまり、「高タンパク質・低糖質・鉄分・ビタミンの食事」がポイントになります。 
 このように食べることで、「体を作ったり傷を治したり、体を動かすエネルギーを作ったり、脳や自律神経などに情報を伝達する神経伝達物質を作ること」ができます。
 
 具体例をいうと、僕の息子は摂食障害のため、経管栄養という医療的ケアをしていていました。使っていた経管栄養材は、家庭科の授業で習った「炭水化物6割、タンパク質2割、脂質2割」の割合で作られたもので、栄養バランスの良い物と言われています。でも、バランスが良いはずなのに、「ぼーっとしていることが多い、風邪をひきやすい、身長や体重が増えない」など悩んでいました。
 
 そこからいろいろ調べて、栄養療法を専門とする小児科の先生に息子を見てもらったときに「分子栄養学」を知って、書籍やセミナーで学んでいきました。分子栄養学では、人の体は水分を除けば、タンパク質45%、脂質42%、ミネラルビタミン10%、糖質2%」と言われています。なので、体の構成に基づいた「高タンパク質・低糖質・鉄分・ビタミンの食事」がポイントとなります。
 
 これを食事に取り入れるためのポイントは2つです。

1つ目は肉・魚・卵などのタンパク質のおかずを作ります。
 意外と知られていませんが、タンパク質には1日に必要な摂取量が体重1kgにつき1~1.5gと言われています。つまり、体重50kgなら50gのタンパク質が必要です。ちなみにタンパク質10gをとるには、肉や魚だと70g、卵だと1.5個です。これらを組み合わせておかずを作ります。
 2つ目は、お米や麺・パンなどに含まれる糖質は、ミネラルやビタミンを浪費するため、1日の糖質は100~150gぐらいに控えめにしてください
 息子はこの食事を続けているおかげで、周りの人から「笑顔がかわいいね、風邪をひいても回復が早いね、身長や体重が増えたね」と言われるようになりました。
 
 また、食事の話をするときに「好き嫌いが多くて偏食があるんですが、どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。
 
 実は、食べ物を消化する消化酵素を作るには、タンパク質が必要です。偏った食事をしていると、タンパク質が少ないため消化酵素がつくれず、ますます食べれる食材が減ってしまいます。
ですから、偏食の場合でも、食べれる物の中で「タンパク質」を少しずつ増やすことが大切です。そして、お子さんが食べたときは、「食べれたね」と、その良い姿を認めることによって、お子さんの自信につながります。そうして、少しずつ食べれる食材が増えるようになっていきます
 
 それでも、忙しくて食事を作るのが大変という時もありますよね。そんな時は、パッとおにぎりやパンなどを食べた方が、すぐに「お腹を満たすこと」ができるので炭水化物が多くなりがちですが、長い目で見ると、タンパク質を中心とした食事で「体を栄養で満たすこと」が大切なので、忙しい時はプロテインやサプリメントなどを上手に活用してもいいと思います。
 
はい、というわけで食事のポイントについていかがだったでしょうか?
 
 1日1食とか、ゆとりのある週末からでも構いませんので、肉・魚・卵などのタンパク質の多いおかずと、お米や麺・パンなどの糖質は150gぐらいに抑える食事にしてみて下さい。
 子どもには、もちろんプラスになりますし、一緒に食べる大人自身も、きっと体の変化を感じられると思います、ぜひ、やって見て下さい
 
 この記事を見て、「実際にやってみて変化がありました!」とか「こんな時はどうするの?」といったコメントをお待ちしております。ぜひ、下のコメント欄に書いてみて下さい。
 
それでは、本日はこれでおしまいです!ありがとうございました。
新里でした(^^)/さようならー
 

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