見出し画像

会社員でよかったこと

「会社員でよかったこと」というお題があったので少し考えてみようと思います。

まずそもそも僕は昨年末に長く勤めた会社を退職し、現在は小さな会社に雇用してもらいながら、別の会社で業務委託の契約社員として副業をしています。

一応、正社員という身分はあるのですがそちらはほぼリモートワークですし、オフィスワークが多い業務委託先企業はやはり正社員の立場ではないので本当に仕事をしに行くだけという感じです。

なので、会社員を辞めた立場として「会社員ってよかったな」ということを振り返ってみます。

1.福利厚生が整っている

やはりこれはデカい。個人事業主と一番の違いではないでしょうか。
まず、雇用保険や健康保険がある。
通勤途中の事故などには労災で保障されます。
そして、日の丸大企業の場合は自前の健康保険組合を持っていたり、小さな事業所でも何からの業界別の健保組合に加入しているところがほとんどですので、保険への手当も完璧。
人間ドックの受診制度などもあるので、健康にも留意してくれます。
さらに、色んな福利厚生の仕組みもあり、全国の保養所やスポーツ施設が安く使えたりして。
これは本当に会社員ならではメリットなので、利用しないのはもったいない。

2.会社の備品を使える

最近は不景気のせいで管理が厳しい会社もあるかもですが、
ノート、メモ帳やペンなどの筆記用具、テープやホッチキスなどの最低限の文房具は会社の備品として支給されることが多いです。
また、コピー機も使える場合があるので(さすがに個人の書類を何百ページもコピーすると怒られますが)、ちょっとした資料数枚程度なら大丈夫じゃないでしょうか。
え、そういう私用で使うのはほんの少しでもダメ?
今は厳しいんだなぁ。

3.出会いがある

やはり社会と繋がっていてこそ出会いがあります。
男女の出会いだけでなく、学生時代とはまた違った友人と出会うこともあります。
別に会社員じゃなくてもよくね?という声も聞こえますが、やはり会社員の方が社内外の色んな人と一緒に同じ時間を過ごして仕事をすることが多いかと思いますので、それなりに出会いもあるんではないかと。
実際、社内結婚で令和になった現代もとても多いと思いますよ。

4.会社のお金で旅行へ行ける

これもデカい!
会社での仕事の内容にも多分に左右されるところではありますが、
出張があるような仕事だと全国へ行く機会があったりします。
特に地方営業所がない全国区が対象のB2Bのビジネスだと、営業職は確実に全国を飛び歩けます。
そして、さらに業種業界によっては海外出張も夢じゃありません。
場合によっては海外赴任なんてことも(それが個人にとって良いか悪いかは別の話として)。
昔、仕事で出入りしていた大手の製造業さんでは総合職の半数以上は海外赴任の経験をするそうです。
いいなぁ。
また、僕もIT関係で海外ベンダーとの渉外担当をしていたことが長いため、色んな国に出張で行かせてもらったことは、とてもいい経験になりました。
おかげで、英語も現場で鍛えられてそこそこ喋れるようになりました。

5.個人では行けないところへ行ける

こちらは旅行という観点ではなく、個人ではなかなか経験出来ない場所・シチュエーションでの経験が出来るということです。
例えばB2Bのビジネスだと、有名企業へ打ち合わせで行く機会もあるので、インサイドオブ有名企業を少しだけ覗けたり。
僕の世代はインターネットより断然新聞・テレビの時代でしたから、
汐留の朝日新聞本社の新聞印刷機を見学したり、
TBSアナウンサー室の前を通って会議室で打ち合わせしたり、
(TBSなんて就職活動時代に会社資料請求しても断られましたから!爆)
それだけで嬉しかったです。
あと、国際展示場や幕張メッセ、パシフィコ横浜などで開催される業界別の展示会がに出展企業として出展するのもよい経験です。
企画担当になったりすると、イベントコンパニオンの面接なんかにも立ち会えたりして。
(最近はあんまり外部のコンパニオンを使うような機会は減ったのかな)

6.人前で話が出来るようになる

これも学生から会社経験を経ないで個人事業になった場合だとあまり機会がないかもしれません。
とにかく、会社員になると社内外問わず人前で話をする機会が多分にあります。
ここ数年でこそリモートワークが中心になっている企業も多く、特に社外の打ち合わせはWeb会議というケースが多いでしょうから、そんな場合は若干勝手は違いますが、
それでも人前で話をする、ということには変わりありません。
4-5年も会社経験を積むと、ある程度個人の素養で違いはあったとしても、基本的には大勢の人の前で話をすることがそんなに億劫ではなくなります。

7.勉強が出来る

さて、これが「よいこと」なのかどうかですが、とりあえずよいことにしておきます。
個人で仕事をしていてももちろん勉強は出来るのですが、
会社に入ると、絶対的にその業界、業種、業務に関係することを「勉強しないといけな」くなります。
強制的に「勉強する」環境に置かれる訳です。
僕なんて、会社に入って1年目を過ぎた時すでに
「これまの人生で一番勉強した!」
というくらい毎日が勉強でした。
そして、これは今も継続している習慣で、何か新しいことに取り組む時には、まずその「新しいこと」の背景にある事物・環境・業界などを徹底的に調べて勉強しますが、それはやはり血肉となっているんだろうなと思います。
これはやはり会社から強制的に「勉強出来る」状況に追い込まれたおかげかと思います。

まとめ

こうやって思いつくままに書いていても7つもありました。
なんや、会社員ってええことばっかりやん。
という感じですが。
もちろん良いことばかりではないのがこの世の常。
この裏返しに辛いことも沢山ありますが、それはまた別の機会に。

会社員でよかったことについてnoteしてみました。
読んで頂いてありがとうございました。
それでは!

#会社員でよかったこと

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?