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あのクリエイターの自分 #34

今回は息抜きになりますが、運についてお伝えしたいと思います。
色々なところで運の強い人の話が出ていると思いますが、漏れなくここでも
その凄さを自分の体験談と共にお伝えしたいと思います。

中学生の頃、勉強が大嫌いで特に数学がわからなすぎて
職員室の担当に「数学の授業では頭が本当に痛くなるので自分のことを指さないでください」と恥じらいもなく本気で直訴しに行った事があるぐらい、嫌いでした。

当然、学生なのでテストの期間があります。もう憂鬱すぎて精神崩壊になる寸前でした。昔から引目で物事を見ていたので、大人になったら数学、化学は使う場面はないと断言して無駄を省き、皆さんが最近覚えただろう断捨離を中学生の時に取り入れていました(笑)もちろん、机の中は点数の悪いプリントと縦笛と謎のハンカチが圧縮された状態でした。

テスト当日、確か今でも忘れない中学2年でしたが、社会のテストがありました。
いつも最先端をいくことを意識していたので、鷲頭という名前は画数が多いため、テスト時間開始前に既に書いて、少しでも問題が解けるよう準備していました。

でも授業中は、Fine、Olive、メンズノンノ、HOTDOGという雑誌しか見ていないので、解けるわけはありません。途中からスラムダンクとオレンジロードも入ってきました。

どんだけ答案用紙を見ても、心当たりがなく、好きな子をチラ見したり、カンニングしている馬鹿なやつを見つけたりして、時間をやり過ごしていました。なぜか出来ないのに、終わり時間になると不思議と焦る気持ちになり、このままではヤバイという向上心が芽生えてきまして、今でいう問題解決能力がフル起動し出し、
恥ない点を取るにはどうするか?という自問自答の連呼が始まりました。

導き出された解決策は、以前お伝えしたと思いますが、スポーツで上手くなりたいなら、上手い人に習うのが鉄則なので、勉強の出来る人をまず見ること。そこからまず残り時間を費やしました。

座席は出席番号順なので、鷲頭は一番後ろ。なので全体を見渡す事ができます。
それは鷲の目を持った感じとでも言いましょうか。すると目の前の席に脇井くんというクラスで1番もしくは2番目に頭が良い生徒が居たので、脇井くんに提案してみました。

椅子の後ろ足をコツコツ蹴り、脇井くんが振り向くまでいかないぐらいで囁きました。

3、4、5番の問題がわからない、脇井。
注意:1、2番も当然わかっていません。

そうすると不思議なことに脇井という苗字なだけあって、脇の下から3、4、5番の答えを見えるようにしてくれたんです。

絶対に勉強ができないやつの回答が、3、4、5番だけ完璧回答を記載するという
不思議現象がこの時から始まりました。なぜかテストになると普段の席順が脇井くんと違くても、テストになると出席番号になるという素晴らしシステムが出来上がっている学校だったので、半分は回答が全くわからないが、後半の回答は脇井くんと同等レベルの回答率という、そんな中学生活を送りました。

学年が変わりクラス替えのある中学3年生の時も、神は細部に宿ると言います
が(使い方に注意)脇井くんとは同じクラスだったので50点満点中、30点台をキープする事ができていました。

運の良さはこれだけではありません。中学が終わると高校入試。相変わらず勉強はできないが、なぜか進路を考えて受験をする事になりました。今ならきっと学校の選び方を考えますが、家から近いのんびりしたところを基準に選びました(笑)

ただ、偏差値がだいぶ足りてなかったので、テスト当日はかなりのプレッシャーが
あったのを覚えています。この時は流石にプライドもあったので猛烈に勉強して挑みましたよ。

座席につくと、周りは復習したり友達同士で話したりと、ある種あきらめの眼差しで、その人達をうらやましく見ていました。

そんな時に、なぜか後ろの扉からガラガラっと脇井くんが扉から現れて、自分の席の前に座ったのです。

脇井くんは遥かかなた偏差値で有名の桐蔭学園を受けていたので、いるはずがないのですが間違いなくヘルメット頭の脇井くんがいます。

なぜいるか聞いたところ、お母さんに滑り止めで受けとけとうるさいから来たと。母ちゃん、ナイス判断。

もちろん、脇井くんとの連携プレーは2年間の固いきずながあるため(爆)どんな環境であっても再現性ある状態から結果を導き出す事ができるはず!でしたが、この時は試験官のマークが厳しくほぼ見れませんでした。でも強運は引き続き、なんとか自分は入試をパスする事ができました。

あんなことはいまだに強運以外何者でもないと感じていますし、あそこから運てあるんだと信じて止みません(笑)

どうでも良い話ですが、運て大事だと皆さんも思っていると思いますが、
ある年齢を超えると「引き寄せの法則」という言葉を耳にすると思います。

あれをどう捉えるかにもよりますが、自分の中では神秘的な脇井くん状態ではなく、引き寄せの法則はシンプルにしつこさだろうと思っています。確かに脇井くんを引き寄せたのは事実ですが、世の中で言う引き寄せの法則は念じればそれが引き寄せるという内容がほとんどだと思いますが、それは無いなと。

試しに彼女が欲しいと念じて自然に引き寄せるなら、家にいても「今日から宜しくね」なんて事がありえるという事ですよね。それあり得ます?でも不思議とそういうものが引き寄せの法則なんだと思っている方も割と多く、そんな人は引き寄せの法則セミナーに行ってしまうわけです。

そして面白いことに、セミナー会場のアナウンスで「あなたたちはビジネス、お金、出会いなど今日この会場で引き寄せる事ができるでしょう、ではこれから15分間の休憩時間に入ります」なんて言われたら、ギラギラした目であらゆる出会いを探してしまう環境を与えられて、誰でも良いから出会うことを意図してしまう。というビジネスモデルに頻繁に通う人になるわけです。


話が長くなりましたが、説得力がないかもしれませんが引き寄せをしたいなら
念じることと行動をセットでお願い致します。

それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思いますが、
最後にひとこと。

脇井くん、本当にありがとう。
学生・学校の皆様、ごめんなさい。
勉強できなくても好きな仕事はできるけど、
カンニングは良くないと思うよ。たぶん

それでは、良い1日を


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