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スピリチュアルな健康という考え方

1999年のWHO(世界保健機構)総会において、これまでの3つの健康定義(「心身」、「精神」、「社会性」)に、4つ目として「霊的」を追加すべきだという提言が論議されて以来「スピリチュアルヘルス」という考え方への注目が高まっています。(※本格審議されず保留扱い止まり)

当時日本ではオウム真理教の問題があったため、あまり公では論じられなかったようですが、スピリチュアルという言葉の定義について欧米との捉え方はだいぶ違うようです。国際的な調査によれば、それは単に宗教との関係だけではなく、「絶対的な存在とのつながりと力」、「人生の意味」、「自然への畏敬の念」、「統合性・一体感」、「スピリチュアルな強さ」、「心の平安・安寧・和、希望・楽観主義」、「信仰」という8つから構成されており、哲学、心理学、芸術、習慣との関係性が重視されています。

日本精神衛生会のHPにも
『スピリチュアルケアは、すべての人がもつ目にみえないもの(神仏や超越的存在)との関係を活性化させることで、その人らしいいのちの実現を支援することである。それは個人の認識法を変え、目にみえないものを信じる能力を養うことでもある。同時にコミュニティや社会の絆の回復も必要になる。あるいは自然破壊ではなく自然を育て自然と共に生きることも必要になる。自然の豊かさに気付くことで心は癒され、元気を取り戻すことになる。スピリチュアルな思考は特別難しいことではない。心のスイッチを自己中心的思考からスピリチュアルな思考に変えることである。スイッチを切り替えた瞬間に自分が抱えている重荷が降りて、軽くなり、更には向こうから吹く風に心は洗われ、清々しくなってくる。心のスイッチを切り替えることでスピリチュアルな癒しが起きてくる。』との記載がありますね。

●日本精神衛生会 『心と社会 No.163巻頭言』


ヘッダー画像の写真は沖縄最北端に位置するパワースポット『大石林山(だいせきりんざん)』の中でも有名なスポット「ウガンガジュマル」です。先日4年ぶり3回目の訪問をしてきました。10年前にここで体験できるスピリチュアルガイドツアーという専門のガイドの方に案内していただくツアーに参加して以来、人生の大きな転機を迎える際には必ずここを訪れるようにしています。

琉球開びゃくの神話に記されるシノクセ、アフリ、シジャラ、イヘヤと呼ばれる聖地「安須杜(アシムイ)」の地を巡り、奥深い沖縄の自然と対話しながら自らの決断に迷いがないことを受け止め、周りに感謝することで、自分の能力を最大限に発揮する準備が整うのです。

●やんばる国立公園「大石林山」

終わりのない生産性向上と他者を顧みない信仰に疲弊した方は、一度「大石林山」を訪れてみてください。「スピリチュアルヘルス」に目を向けてみることで、人生をより豊かに過ごせるようになるかもしれませんよ。

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