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はじまります


ふくしとぼうさい日記142日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

今日夜は、インクルーシブ防災キャラバンみんなで防災実行委員会のミーティング。
6月27日に、運営するすこやかいきいき協議会とNHK厚生文化事業団と共催で行うインクルーシブ防災入門講座について話し合いをしました。
インクルーシブ防災については以前のnoteでもまとめているので、よろしければご覧ください。

「インクルーシブ防災」を知っていますか?|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/nf432ae06e3b2

東日本大震災の復興支援活動をしてきて10年。
多くの被災地の方から色々なことを教わってきました。
そして、4年前に福島県南相馬市の方から、障がいのある方や高齢の方が逃げ遅れて亡くなられたこと、また震災関連死が津波で亡くなった方よりも多いこと、切実な現状を教えていただきました。

普段の福祉と緊急時の防災がもっとうまくつながらないと…。でもどうしたら。
もやもやしていた3年前、NHK厚生文化事業団さんと出会い、金沢区でインクルーシブ防災キャラバンというワークショップを行い、やるべき方向性が見えてきました。


障がいがある方、認知症の方、妊婦さんや乳幼児を子育て中の方、高齢の方なども、地域での防災体制づくりに入って、みんなで学んで、みんなで準備して、みんなで広げていく、そのことが必要と考えていました。

今年の3月11日に「3.11ずし市民防災の集い」を行い、南相馬市の方を講師に招き、実際の状況を学び、今後につなげる意見交換・取り組みを行いました。

6月27日(日)と7月18日(日)にオンラインで学ぶ「インクルーシブ防災入門講座」を計2回シリーズで行います。
リーダーは、現役大学生で防災士の栗原ひとみさん。

中高生の防災チーム3.11つなぐっぺしで高校生の時から活動し、現在は大学生のボランティアチームのかながわ学生ボランティア連合でも活動しながら、今回実行委員会の長を引き受けてくれました。


福リーダーは、高校1年生の田島太地くん。

時期3.11つなぐっぺしの代表であり、中学生の時から防災活動に取り組んでいます。

当事者のお仲間が3名入り、その方々をメインに検討をしていきます。今日は初めての打ち合わせで、色々な意見が出ました。

6月は「避難」について、学び、話し合い、作っていく内容です。
7月は避難後の「避難生活」について、学び、話し合い、作っていく内容です。
試行錯誤ですが、楽しみながら知り合いながら、福祉と防災を混ぜ合わせていきたいと考えています。

オンラインで無料で行いますので、よろしければご参加ください。
お申込みはsukoiki.k@gmail.comとなります。(宣伝みたいになってしまい、申し訳ございません。)

何年もかかってようやくスタートラインです。
はじまります!


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