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教えてください!中国語とマレー語④ 人称代名詞と数字

自己紹介を中国語やマレー語で何というのかは、すでに学びました。
自己紹介の際や、通常の会話で絶対に避けて通れないのが「人称代名詞」ですね。
日本語の会話では省略されることが多い、文章の主語に当たる「人称代名詞」ですが、多言語では省略されることはまずありません。
 
今回は、「人称代名詞」と、やはり外国語学習の初期に外すことができない「数字」について学びたいと思います。
みなさん、またヘルプをお願い致します。

中国語の人称代名詞は?

まずは、中国語の人称代名詞について確認していきましょう。
ChatGPTで表にしてみました。

若干、表には反映されていない追加があります。
二人称単数の人称代名詞ですが、日本語の「あなた」は中国語では「你(nǐ)」と表し、「你好」のように使われますが、敬称の「您」を使うケースがあります。初めて会う人や上司などに対しては、「您」を尊敬語のように使います。

わかりやすく表にしてくれました

また、三人称単数は「他」になっていますが、中国語では「彼」で、「彼女」の場合には「她」と表します。また、人以外の動物や品物を指す「它」もあります。発音はすべて「tā」 ですが、漢字は異なります。
人称に関係なく、複数形にはすべて「们(mén)」が語尾につきますね。

マレー語の人称代名詞は?

次にマレー語の人称代名詞についても、ChatGPTで表を作成してもらいましょう。

マレー語の人称代名詞表です

マレー語は、日本語と同じように、状況や立場などによって、人称代名詞を使い分ける必要があるようです。

一人称単数は表にあるように「saya」が一般的に使われますが、aku(dakuとなる場合も)も使われます。
これは、身近な友達同士などの親しい仲で使われる表現で、日本語では「俺、僕とかあたし」にあたります。歌詞や詩の中でよく使われるようですね。
また、神に祈るときにも「aku」を使います。
「aku」は、直前の単語が 「n」で終わっている場合に は 「daku」に変化するようですね。

一人称複数も「kami」に加えて「kita」も使われます。
その違いは、話し相手も含む「わたしたち」の場合:には「kita」が使われ、
話し相手を含まない場合や、相手と自分たちの立場の違いをはっきりと示す場合には「kami」を使うようです。興味深いですね。

「あなた」がいっぱい?

「あなた」にあたるマレー語の人称代名詞はいっぱいあります。
表で紹介した「awak」が最も一般的な言い方です。
その他にも、少しくだけた言い方である「kamu(君)」や、相手の年齢や性別にかかわらず使える丁寧な表現「anda」があり、広告や講演会など、公の場で、不特定多数に対して呼びかけるときに使われるようです。
二人称複数の場合には「kalian」という語がありますがほとんど使われないようで、一人称単数をそのまま使うようです。

数字

最後に、中国語とマレー語での数字の言い方について確認してみましょう。

中国語の数字です
マレー語の数字です

ご協力ありがとうございました

これで、「みんなの日本語」の第1課で学習する範囲は終了です。

今期の私の授業も、いよいよ今月末からスタートです。
現在のところ、昨年同様に15名ほどの生徒となりそうです。
今回、皆さまに協力していただいた中国語やマレー語も少し加えつつ、楽しく授業を進めて行けたらと願っています。
がんばって、今期の授業前に、ここまでの内容を、しっかりと覚えこみたいと思います!

添削に協力していただきまして、誠にありがとうございました。
以後も、「みんなの日本語」第2課以降を、少しづつ勉強していこうと思います。
ぜひ、今後ともご協力をお願い致します!





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