私たちの会社では受注生産のため過剰在庫を持ちません。

なぜかって？ママさん達が集まってやっている仕事だからです。

ママさんだからこそ、自分たちが愛情を込めて作ったおやつを捨てることができないのです。その想いの延長線上で事業を拡大してきた結果、今でも食べられる製品を捨てるという選択肢は私たちにはありません。

事業を立ち上げた当初は、土日祝日の他に木曜も休み。14時に仕事を終えて家に帰る。そんなビジネスモデルとして立ち上げた我が社。

とにかく必要な分だけを作る。

土日をお休みにする手段として、卸販売専門店という形でオープンしました。1年後には工房に買いに来るお客さんが後を経たなくなり、お店としてオープンすることになったのですが、、

その経緯を知らない方からは、土日休みのお店ということにとっても驚かれます笑

必要な分だけを作るので、棚卸しで在庫整理をして過剰在庫を廃棄するとかそう言ったことも全くないわけです。

廃棄するほど作るにはきっと理由があると思うんだけど、、私たちからすると、なんでわざわざ捨てるものを作るの？っていう素直な疑問が浮かんできます。私なんかはその時間があれば家で子供と過ごしたいななんて思っちゃいます。

とはいえ私たちは、毎日1時間で売り切れるお店！を作りたいわけではありません。ほしい方にはなるべく手に取っていただける努力は十分にさせていただいた上で、全ての製造分を出荷できるように事業を組み立てているのです。

少し疑問を持って事業の組み立てを見直したり、新たな販路を開拓したりすることで食品ロス削減へつながります。

食品ロスを削減することで無駄な労働時間を減らし、経営目線だと人件費を減らすことができ、無駄な原材料費も減らすことができます。思い切って方針転換するお店が増えればいいなと思います。

私たちの取り組みは明日のMROほっと石川（石川県の広報番組）でも特集されています。お時間があればぜひ。