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リセット

昆布漁

昆布漁の何とものどかで綺麗な景色をカモメが見守っていた。朝、乗馬へ向かう時の風景。このところ秋晴れが続き、車も少ないし、いつも平和な気持ちで運転する道だ。週末で時間に余裕もあるので、昨日は車を停めて写真を撮ってみた。

鮭釣り

朝から車が何台も駐車しているのは、大抵鮭釣りの人々。我が家の近くにも平日でも結構車が停まっている。それを横目に見ながら乗馬に行くのだが、昨日は帰りにちょっと覗いて見た。浜いっぱいに釣竿が立っている。釣れているのだろうか。

この鮭釣りも去年、初めて知ったのだった。

沈んだ気持ちの浮上作戦

一人で暮らしていると、そしてずっと在宅勤務をしていると、なかなか気分転換ができない。楽しい気持ちの時は誰かと共有できないのがちょっと残念だが、ニタニタ笑っていれば良い。が、気持ちが沈む時もある。特に重たい話(人事部から退職の勧告だとか、会社の合併で会社は解散、全員失職など、色々あるんです。今回はまた違う内容だったけど)を通訳をしなければならないと、自分のことではないのに、気持ちをなかなか持ち上げられない。そんな通訳を2件、立て続けにした後、パソコンに向かいながら、気持ちの切り替え、リセットが必要だと心底思った。

そこで、隣町(新ひだか町の中の)静内の馴染みのお店に行くことにした。コロナ前から浦河や静内に来る度に行っていたお店で、マスターの人柄で常連さんが多くいて、一人で行っても誰かしら顔見知りの常連さんがいる。なんかドラマ、そう寺内貫太郎一家(古くて通じないか)のお父さんがよく行ってたお店みたいな感じ?(私がオヤジ化しているのか? 家に居場所がなくて話を聞いてくれる人がいるところへ行く??)

家を出た時間がちょうど日が落ちる時間で、太陽が海に落ちて行くの見ながら運転していたが、あまりにも綺麗なので、途中、三石で車を停めて夕日を眺めた。

暮れなずむ海沿いの道を走ること40-50分。お店には連絡しておいたので、どうも、と言って入れば、なんか実家に戻ったような気分。何度も一緒になったことのある常連さんと初めて会った常連さんに挟まれて、カウンターに座り、マスターも交えて他愛もない話をし、美味しいものを食べ、笑い(一人でいると、なかなか声を出して笑うこともない)、実に楽しかった。途中、メニューにはない茹で栗(初物!)が出て来て、食べ方の伝授を受けたり、つい最近、昨日はいなかった常連さんの敷地で檻にかかったという熊の動画を見せて貰ったり(ワイルド! 爪が凄かった)。

帰り道、一人で運転している時も、口角が上がっている感覚があった。来てよかった。これで完全復活だ。

離乳

一夜明けた今朝、窓を開けると馬が一頭増えてる。今年、一頭だけ子供を生んだ母馬が加わっていた。と言うことは、仔馬の離乳だ。子供を探すように、時々嘶いている。こちらもリセットというか、季節が巡ったのだなぁ。

1頭落ち着かない様子で昨日まで仔馬と一緒に過ごしていた放牧地の方角をみる母馬
仔馬の声を聞こうとしているのだろうか
一方、仔馬は今日は早めに集牧。大変な1日だったね、きっと
向かいの1歳馬がずっと仔馬が気になって興奮して走り回っていた

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