【映画】2020年に観てよかった3本

昨年くらいから映画を見るのが結構好きになりました。
ただ自分自身が、物忘れがひどい、というか気を付けていないと、本当に見たのかい?と自分に聞きたくなるくらい、後でストーリーを忘れてしまいます・・・。
なので最近は「filmarks」というアプリで、簡単にでも、必ず、感想を残しておくようにしています。

今年からはさらに、総決算をすることにしました。今年観た映画で特によかったものを備忘録として残しておきます。
なお、私が今年観た映画なので、過去の作品も含みます。

ベスト3 あまくない砂糖の話

これは自分の甘いもの依存症を見直すきっかけになった、本当にありがたい映画です。実生活に影響を与えた度合いでいうとダントツ1位の映画です。

健康的な生活をしているオーストラリア人の男性が「平均的な」オーストラリア人の摂取する砂糖の量を、忠実に守って生活するとどうなるか・・・というドキュメンタリーでした。

もう本当にトラウマになるくらい、砂糖の恐ろしさを教わるシーンがたくさんあるので、ああ甘いものをやめたいという人はぜひ見てもらいたいです。
Prime videoで鑑賞しました。

ベスト2 TENET 

これは、2020年、新型コロナウイルス流行以降でほぼ唯一のハリウッド大作ムービーなのではないでしょうか。クリストファー・ノーラン監督、名前しか知らず、過去の作品は見ていないんですが、こんな映画の話を考えて、一般人でもわかるように映画として成立させて・・・監督の資質に脱帽した映画です。

大作らしく派手なシーンも見所もたっぷり。ストーリーはやっとついていけるくらい複雑、でもおもしろい。映画館で2回鑑賞しました。来年頭にレンタル開始するようなので、また見たいなあと思います。

ベスト1 グリーンブック

これはもう2020年といわず、自分史の中で好きな映画ベスト3に入ってくるくらい好きです。

人種差別が色濃く残るアメリカで、黒人のピアニストが、イタリア系アメリカ人を運転手に雇い、差別の特に激しいアメリカ南部のツアーに出ます。2人の交流を描く実話ベースの物語です。

差別に苦しむドクの感情が噴き出すシーンは胸が痛くなります。2020年の今ですらBLM運動が起きるくらいなので、当時(1960年代)はもっとひどい目に遭わされた人が数えきれないくらいいたことでしょう。

問題はある。それでも、人と人が分かり合えば、乗り越えられるはず。そんな、希望を感じられる物語です。
人種問題に限らず、立ちはだかる差別や偏見の根深さには絶望的な気分になることもあります。でも、乗り越えられると信じて踏み出さないと、思い描く未来は絶対にやってこない。そんなことをこの映画に教わりました。

ピアノツアーということもあり、少しロードムービー的な要素があったのも、旅行が好きな自分にはハマりました。

この映画自体は2019年の作品で、まず配信で見て感動して、ああ映画館で観たかったな…と思っているところに新型コロナウイルスが流行したせいで旧作上映が始まり、そのおかげで映画館でも鑑賞することができました。本当に大好きな映画です。

ほかにも
・超サイコな「ミッドサマー」
・韓国映画の魅力を知った「パラサイト半地下の家族」
・ずーっと気になっていてやっと見られた「平成狸合戦ぽんぽこ」

等、たくさん映画を見ることができて、幸せでした。
アプリに記録を残すと、やはり記憶の定着度が違います。記録を読むことで記憶が蘇ってくるので、引き続き来年も続けたいと思います。

2020年が終わるまでに、
・読んだ本
・行った展覧会
のよかったものもまとめたいです。頑張ります。

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