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私は正しいって証明させてよ

他人にも自分にも特に疲れることが多かった1週間だった。

弱気と優しさゆえに、勢いに押されることが多い。
ちゃんと怒ろう、と思うにも、怒っても変わらない人や物事を見て、やっぱり絶望してしまう。
そして、うまくちゃんと事をおさめられない自分の技量のなさにも、がっかりし続けている。

いちばん正しく、真面目で、優しくいたら。責めるところのない人でいたら。ちゃんと見てくれて、何があっても助けてもらえると思っていたけれど、そんなことはない。
それは子どもの時に限られていて、実際大人になれば、色んな強さが幅を利かせてくる。
それは権力とか腕力とかルールとかもだけど、鈍感さとか、ある種の非常識さとか。自分をとにかく優先するのがうまい人が生き残る。

そもそも何が正しいかなんて、人それぞれで。それぞれが正しさを決める世界に私は生きている。

もちろん私にも非はあって。清くて正しい生き方を求めるあまり偽善的になることがあって、今回はその錆が出てしまったのかもしれない。

負けても、だまされても、ないがしろにされても。
それでも私は、自分の信じる正しさがちゃんと正しいと証明する生き方をしたい。
ブレないように、どうか心が折れないようにとこんこん祈る。
私の奥に住む神の美しさがちゃんと透けて見てもらえるように。私は私のこの生き方を降りることは多分できない。

むなしいものを見ようとすることからわたしのまなざしを移してください。あなたの道に従って命を得ることができますように。

詩篇119章37節(聖書 新共同訳)

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