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自分の「名前」は好きですか?それとも、呪い…?

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

皆さんは自分のルーツについて考えたことはありますか?
小学2年生の娘は現在、「生活科」の授業で「自分のルーツを発見する」というテーマの課題に取り組んでいます。

誕生から現在までの写真を集めたり、家族に幼いころの様子をインタビューしてアルバムを作ったりする授業です。

その中には「名前の由来」に触れる内容もあり、娘にインタビューをされました。今回はそんな「名前の由来」にまつわる話を書きたいと思います。


名前は最初の贈り物

皆さんは子どもに「名前の由来」について聞かれたことはありますか?もしくは、話したことはありますか?

今回、授業の課題で「名前の由来」について聞かれ、改めて娘に由来を話すことに…。

自分の中では「名前」は親から子どもへの「最初の贈り物」のような気持ちがありました。
娘に名前を考えた時にそのことが頭にあり、「一番初めに、うつくしい日本語を贈りたい」と考えたことを思い出します。

娘が生まれた季節は新緑のうつくしい初夏…。
病院へと向かう道路の木だちを見上げると、葉と葉が重なり透き通った緑のやわらかい光が降り注いでいたのを思い出します。

生命力にあふれ、いのちが輝くような季節…。そんな季節に似合う言葉を「歳時記」の中から探して名づけました。

娘が自分の名前の由来に触れる時に、自分の生命力を信じて言葉のうつくしさに触れてほしい…そんな気持ちがあります。

名は体を表す?

ところで、「名は体を表す」という言葉がありますが、皆さんはどう思われますか?

私の名前の由来は一言で言えば「めっちゃ謙虚に」です(笑)

自分で自分のことをそんな風にいうとなんだかおかしいですし、実際はそんなことはないと思います(笑)

でも、親から聞いた由来だけを見ると「とにかく謙虚に」という願いが込められているようにも感じます。

名は体を表す…とは少し違うかもしれませんが、自分が調子に乗りそうな時には「いやいや、調子に乗ってはいけないぞ…」とどこかでストップがかかっているような気がする時があります。

もしやこれは名前に込められた「おまじない」みたいなものなのだろうか…と思う時もあります。なんだか面白いですね。

自分の名前は好きですか?

私はそんな自分の名前を長らく好きになれませんでした。

そんなことを言ったら、名前をつけてくれた人も両親も悲しむかもしれませんね。私も娘が「こんな名前イヤ!」って言ったら、やっぱり悲しいです。

でも、「子どもへの最初の贈り物」なんて、受け取る側からしたら「いい迷惑」と思われることだってあるかもしれません。
それが「呪い」だと感じる人だっているかもしれません。

親の願いが必ずしも子ども本人にとって幸せかどうかはわかりませんよね。

私自身は自分自身を受け入れられなかった時期もあったため、自分の名前も素直に受け入れられなかったのかもしれません。
ですが、自分を受け入れてくれた人たちが、大切に自分の名前を呼んでくれたことで、気がついたら自分の名前も好きになっていました。そして、親族からの愛情を素直に受け取ることができるようになりました。

今では自分の名前は自分の一部として大切なものです。
娘も成長していく中で、自分の名前に対する気持ちも変化する時があるのでしょうか。

皆さんは自分の名前は好きですか?自分の名前にどんな思いを持っていますか?ぜひコメントで教えてくださいね。

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