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知られざる、ボートやのお仕事【ママリ編集部の夏休み課題】本日の一冊📖 vol.17

こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。

ママリ編集部メンバーで、8月から1か月間、夏休みの課題を個人で設定し、毎日投稿に挑戦します!✨

期間は8月1日~8月31日です。
シンママみほは「本日のおすすめの一冊」を31日間、毎日アップしていきます。皆さんにとって、お気に入りの一冊があるかも?
ぜひぜひのぞいて見てくださいね。

『ボートやの くまさん』

本日の一冊はフィービ・ウォージントンの『ボートやの くまさん』です!

フィービ・ウォージントンの「くまさん」シリーズ。かわいいですよね。
他にも「ゆうびんや」「うえきや」「しょうぼうし」「せきたんや」「パンや」など、いろいろな職業の「くまさん」を主人公にした物語があります。

全部、好きなのですが、今回ご紹介するのは、「ボートや」のくまさんです!

ボートやのくまさんは、妹と馬と一緒に暮らしています。そして、石炭や干草など、いろいろなものを運んだり、時には子どもを乗せていってあげることも…。

「ボートや」ってどんなお仕事をするのか、あまりなじみがないので、とても興味深い作品でした。

ボートがトンネルを通過するときの様子や、馬がちゃんとトンネルの向こうで待っていてくれる様子なんかも面白い。
ボートの上でとる昼食もとてもおいしそうだったり、仕事がおわり、夜に妹と楽器を演奏したり、歌をうたったりする様子もなんともステキな時間…。

「ボートや」を営む、くまさんの日々の仕事ぶりや暮らしがとても丁寧に描かれていて、心が温かくなる絵本です。

なんといっても、絵がステキ。さわやかな季節、水や風の音まで感じられそうです。くまさんの普段の暮らしや家族構成、人生を想像させる細かい描写も、子どもといろいろ話せて楽しいですよ!
くまさんの真面目な人柄や、いつも実直に丁寧に働く様子は、見習いたいなあと思います。

『ボートやの くまさん』
作・絵: フィービ・ウォージントン
訳: こみや ゆう
出版社: 福音館書店
税込価格: ¥1,100


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