見出し画像

高齢者の死生観って? 某葬祭会社の就活セミナーに参加してみた。

こんにちは。 昨夜(1/27)は1時間の降水量が歴代日本一という嬉しくもない記録を作った大分県南の田舎住み、

ポンコツ鑑定師のいやさかねえさんです。


人生ネタだらけ、ホント昨日はネタですか?(泣)な大雨に遭いました( ཀ͝ ∧ ཀ͝ )

打って変わって今日は素晴らしい青空です。 そんな中、本日はお日柄も良く、某冠婚葬祭会社の

「終活セミナー」

に、ボーッと座っております。周りはひとまわりもふたまわりもお兄さんお姉さん方が集っております。 (女性9割)

※終わりに向けての準備活動みたいなんキライですので、楽しく天国に就く為の準備活動というこじつけで「就活」です。(笑)※

先ずは相続税のお話ですか? わたくし実は専門家ですよww   相続アドバイザーとか年金アドバイザーとかFP(フィナンシャルプランナー)とかとか、資格持ちです。^ ^  実務ばっちこーいな人ですw

しかしながら今日のところは、互助会に入りませんか?というお誘いの方がプッシュのようです。

「家族葬」も一般的になってきた話。

時代と共に、「通夜」は行くけど、仕事で葬儀には出られないなど社会が変わって来たことにより

「一日葬」という考えも出てきたそうな。

通夜も葬儀もまとめてやっちまえ…的な。そうなんだ。

平均的な葬儀の費用や年代による参列者の差であったり、高齢者社会になり、お通夜や葬儀も生まれ育った土地でなく、将来世話になる子どもの住む土地で葬儀をする事も多くなっていて、その場合は参列者も少ないなどなど…なるほど。為になりますね。

画像1

上の写真は会員様コースの平均的な値段のようです。星印の金額を話を聞きながら書いていく訳ですが、それぞれを埋めていくと100万弱になりました。 それが会員様だと39万円に! ほほう。  姉さん方真剣です。私語もなく(さっきまでめっちゃうるさかったのに)MCの説明にいちいち頷きながら、たまに発する寒いギャグにも笑ってリアクション! さすが!すごい!素晴らしいです! わたくし『ほめ達』ほめる達人検定二級も持っています(笑)

実際はこれにお寺さんの費用や会食代、会葬の引き出物代等考えたら、これ以上にもっと掛かるのは想像に難くありません。 日本の平均的葬儀費用は今現在で、200と数万円くらいだそうです。

やれ、老後は二千万いるだの、葬儀費用は200万だの墓だって200万〜300万とか考えただけで目眩がします。 人にはさんざん窓口でこんなに掛かりますよと話してきたくせに、いざ自分で真面目に考えてみると恐ろしいものですね。

それだけではありません。 追善供養は初七日はじめ四十九日、百か日、間には初盆も入りますね。 そして命日から一年目、三年目、七年目、十三年目、十七年目、二十三年目、二十七年目、三十三年目、五十年目と宗派によって多少異なるものの大体こんな感じで、法要が営まれます。

おちおち死なれませんね(笑)

だがしかし!

「孤独死」や急に訪れるその日の可能性は誰にだってあるのです。 わたくしも孤独死になるかもしれません!( ̄∇ ̄)

血圧高めなのでいきなりバッタリだってあり得るのです。

今は大変元気ですがババ85だって、いつどうなるかわかりませんしね。

ところで、自宅介護の祖母95の時には、朝息がないのを確認して、即!掛かりつけの訪問医を叩き起こして家に来ていただきました。

ここでぼやぼやしていると後が大変になるのです。

医師が死亡確認をしなければ死亡診断書が出ませんので、その場合は救急車→病院→そこで自然死となれば幸いですが、ケースによっては行政解剖まで行く事もあるわけです。 ご近所さんのおばあちゃんの時は警察も来てました。少し時間が経っていたので、不審死に当たったようです。

日本の法律上、医師の発行する「死亡診断書」か、警察が発行する「死体検案書」がないと火葬などの手続きを進めることができないのです。


手間は無い方がよろしい。初動捜査は確実にww

わたくしは医師が祖母の死亡確認をする間に、葬儀屋にも連絡しました。あと、お寺さんも。 あ、今日は友引ですからお通夜は明日、葬儀は明後日ですね。葬儀屋さんどこどこなんで時間決まったらまた連絡します。ハイハイてな感じで、

手際が良過ぎて、お陰様で何でもかんでもババ85が

わたくしにいちいち電話してくるという図式が出来たのは仕方ないのかもしれません。


さて、あなたは

愛する人や身近なご家族に万が一の事が起きた時、

冷静になって、判断できますか?

病院で亡くなった場合、1時間後には葬儀屋を選ばされ(勝手に頼む所もあるとか)、葬儀内容や費用もわからん業者にいい様にされるという話も聞きます。

何にどのくらい掛かるのか、他にお寺さんにも多額の支払いがありますので、頭の中でもシュミレーションしておくってとても大事だと思います。

だってね、いちいち聞かれるんですよ?

「棺は松・竹・梅(例)どれにしますか?」


「骨壺ですが、有名なデザイナー監修の物はいかがでしょう?」とかw


「花は何本に?種類は?会葬の品は?」


もう…

ああぁあーっ💢て、なります(泣)


できる事なら、哀しみに浸りたいものです…( ཀ͝ ∧ ཀ͝ )   

ですが、喪主には泣いてるヒマもありません。 8ヶ月のお腹を抱えて主人の葬儀を執り行った時は、お通夜に500人近い人が来てくださいまして、有難いのだけど本当に大変で、お茶屋というお茶屋に電話して、返礼の品をかき集めました。 葬儀では九州と勝手が違い、告別式のあとで火葬場にも参列者が来て、そこで精進落としをするというものでした。 多分…25年前ですけど。 火葬場は親族のみが来るものと、それまで思っていましたので驚いた記憶があります。そしてそこでもまた弁当が足りないとか、駆けずり回り、今考えるとよく産気づかなかったなと思いますわ。

葬儀について、知らなかったら本当に大変です。

地方によって、宗教によっても

そんなんあるんかーい∑(゚Д゚)

ですから、長男長女もしくは跡取りのみなみなさまは覚悟しといた方がいいです(笑)

主人の里では四十九日までの七日毎に、地区の方とお坊さんが来られて読経を行い振る舞いをするという風習があり、毎週30数人分もの料理を作り、お待たせまでほぼひとりでやりました。 義父の時も赤児おんぶして…1年の間に2回も…。 思い出すのも辛い記憶です(/ _ ; )

また今年は主人の二十七回忌にあたります。 ひとり息子も独立し、先日広島に縁あって引っ越しました。遠く離れた今は自分の事を考えないといけませんね。

「備あれば憂いなし」 ですよ。


面倒だし、お金も掛かるしと親の葬儀を家族葬で簡単に済ませたら、親族が怒り出し揉め事になったり、知人や地域の方々が自宅にお参りにひっきりなしに来るので、その方が手間になったりする事も多いそうです。

日頃から葬儀のこと、相続のことをタブー視せずに親兄弟や親戚が集まる機会に「どのような葬式をしたいか」と聞くことや「芳名帳」を開いて連絡したい人の確認をしておくと安心ですね。

どなたかの法事の際に、お寺でだったら聞きづらい親の死生観も聞けるのではないでしょうか? その上で準備をして行けば争いにもならずに済むと思います。

大事なのは家族や親族と想いを共有することですね。


出来れば静かに慌てることなく、穏やかにその日を迎えられますように…。 子どもたちには迷惑をかけたくない。そう思うからこそ葬祭会社の就活セミナーには、70代〜80代の方々が真剣な眼差しで集まっているのでしょう。

あなた方のその想いがご家族に届きますように…。

誰にでもいつかは訪れるものだから。


画像2


ところでババ85ですが本人は

「90歳なったら特養行くけん!」と言っております。 

「あんたたちに世話になろうとは思わんし!」

ええ、100歳まで大丈夫だとわたくしは思いますけど(笑)


どうせ鬼電してくるくせにー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


神も仏も日本人には当たり前。神仏習合は宇佐神宮から始まりました! 今日はこの辺で^ ^

いつもありがとうございます。

画像3


☆守護神鑑定師・弥栄 良(いやさかりょう)
 開運神社めぐりを定期的にやっています。


🎌神社が100倍楽しくなる講座
🎌古事記の神様神格講座
🎌八百万の神オラクルカード体験勉強会
🎌開運守護神鑑定
🎌猿田彦が導く開運神社めぐり     🎌子ども古事記プロジェクト
などなど、承っております。


なお、カウンセラー・鑑定はLINEやzoomを使用して遠隔地でも可能です。


ご興味のある方はどうぞお問い合わせくださいませ。
日本オラクリティー協会会員です。










よろしければサポートお願いいたします。 子どもたちに日本の神話と成り立ちを学んでいただくべく、 子ども古事記プロジェクトボランティア活動を行っております。 そちらに活用させていただきます(^^)