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11月19日の日はつるべ落とし?!

秋の日はつるべ落とし。
(すでに暦の上では立冬も過ぎて冬というのが正解なのだろうけど、気温的にはついこの間まで夏だったから、今日みたいに日は「やっと秋」という気がする)

暖かく穏やかな日曜日もあっという間に夕方になり、16:42、部屋の中はすでに薄暗く、電燈をそろそろ点けないとと感じる。
そして15分、16:58の現在パソコンの画面が灯り替わりになる暗さ。
時間のなんと早く過ぎることか。

仕事が休みの日曜日は、朝から家のことで忙しい。
洗濯して、高齢両親関係のちょっとした用事をして、掃除して、買い物へ行って……。

買い物に行く度に最近実感するのが、物価上昇。
特に食料品。

例えば、黒糖飴。
私が胃腸をいたわっておかゆ生活をしていた時に良く口にしていたものだけど、数年前は税込108円で買えたものが、昨今は税込159円。
48%も上がってる。
特売でも138円で27%アップ。
多くの食料品がこんな感じ。
対して、私の収入はといえば、4月に転職して少し時給が上がったけど、わずか4%。
まったく物価高に追いついていない。

だから、総量として買い物かごに入れるものの量はすごく減った。

これまでストレス発散で買い物かごに入れていた分は今では影を潜め、事前に必要なものを考えてメモしてから買い物をするようになった。

必要な食料品ですらこんな具合だから、必要性の低い衣類とかは後回し。
SDGsと言えば聞こえは良いが、いつ買えるようになるかは不明。

家具家電や家の修理したいところなんかは、物価上昇前から、収入が少なすぎて後回し。
もう10年ぐらい。
103歳の哲代おばあちゃん流に言えば、「お金がないないナイチンゲール♪」

笑うに笑えないけど、笑いとばすしかない。

さて、この食料品の値上げっていつからだっけ?って記憶もあやふやで調べてみたら、2022年からだったらしい。
そう、ロシアのウクライナへの侵略戦争が始まってから。

最近ではイスラエルもパレスチナ・ガザ地区を攻撃していて、こちらも終結の見通しがなかなか立ちそうもない。

ホモ・サピエンスが発生してから人類の歴史がこんなに経っても、本能に隠された「もっともっと」の欲望は抑えが効かないらしい。

他人の土地を奪い、他人の命を奪い、巡り巡って自らの命を危うくする。

遠いところの出来事も、グローバル化した現代では、物価の上昇となって我が家も襲う。

もちろん戦争の恐怖を感じている現地の方たちの日々を思えば、物価の上昇なんて些細なことということも出来るかも知れないが、頼りない&信用できない日本の政府の対応では、私のような貧乏人はいずれ戦地同様に食料品すら手に入れられなくなるかもしれない、とは思う。


遠い地の戦争も、秋の日ほどに、早く終って欲しいと願う日曜の夕べである。


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