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ゆたかできれいな大村湾を取り戻そう!

4月12日(金)長崎県西海市西彼町亀岳公民館にて、海藻研究所所長の新井省吾さん、日本自然保護協会の中野恵さん、最近亀岳に移住してきた「惑星博士のなっちゃん」こと神戸大学理学博士の前田夏穂さんの3人でのトークセッション、新井省吾さんが提唱されている、活性化している森から海へと届けられる海底湧水で、ゆたかできれいな大村湾を取り戻そう!というお話を70人もの人達が聞きに来られていました!

公民館が人でいっぱいになる光景は、地区の敬老会以外では見たことがありません。すごかったです!

イベントは終了しています。


みなさん真剣に耳を傾けていました。

聞きに来られていた方には、大村湾漁協組合長、長与漁協組合員、亀岳地区で長年漁師を営む方々と地域住民、大村湾再生サポーター、長崎県議、西海市議、長崎新聞記者、森川放牧畜産チーム、関心も持たれた色んな人達が集まり、公民館はぎっしり満員!


新井省吾さんの「海底湧水」の話は、森の活性化(間伐と農地再生)して、雨水をスムーズに地中に浸透させて、森の養分を含んだ水が海に還って、海底から森から流れてきた水が湧き出ていて、湧き出ているところには生き物が住みついて、海も豊かになる。という話でした。分かりやすくまとめるとこのような話なのですが、本当はもっとたくさんの情報を私たちに分かりやすく、言葉を選んでお話ししてくれました。



森が豊かなだけだと、かえって雨水が大量に流れたときに森が対処しきれず、水害につながってしまうため、生えてる木をうまく活用したり、光合成や風通しをよくするための森の環境整備(間伐)が大切なのだということ🌳
山の木を伐採しているのを見ると、なんか良い風には見えないし、良い方に捉えることが出来なかったですが、森の活性化目的で木が切られているのかに関心を持ち、知る、理解することを私たちはやっていかないといけない。
我が家が大村湾沿いに引っ越してきて3年が経ったのですが、いつ見ても穏やかで美しい景色ですが、漁業組合員の方々のお話では海の中は、とても深刻なようです。
ですが、大村湾はまだ間に合う!!再生できる!!ということ。

何を守るのか、何が危機に迫っているのかをまず知り、自分にできることは何かを考え、小さな事でもできる範囲で一人一人が行動することで変化していくのではないかと信じたい。



時期によっては、イルカの親子が目の前の海にやってくることもあり、それを見ただけで私たちは心が癒され、満たされる。
でも森と海の状態がよくないと、その光景もなくなってしまう。

海底湧水がたくさん出ている海は、海水の味が美味しくて、海に入った後に肌がベタベタせずにサラサラしているのが特徴なんだそうです。

去年の夏に五島列島の野崎島へ家族で行った時のこと、海に入った時に思わず海水を口に少し含んでみたら、驚くほどに塩気がマイルドで美味しかったこと、海からあがっても体がベタつくこともなくサラサラした状態で爽快だったこと、25年ぶりに海で泳いだのですが、すごく不思議な体験だったなと思っていましたが、もしや!?森からの水が海底に湧き出ていたのかな〜と、ハッとしました🌳
とても良い島だったので、そうだと良いなぁ〜!


イベントは終了しています。

西彼町亀岳地区の海は、今回の主催者である森川畜産チームが、とても大変な作業なんですが間伐と耕作放棄地の再生に取り組んでいます🌳
今回も良い刺激となり、視野を広げて物事を捉えていこうと思いました。


このような機会を毎回つくってくれていることに、とても感謝です!
ありがとうございます!


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