発達障害×テトリス

あくまで個人の経験・考えです。全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。
参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。
受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。

私はゲームがあまり上手ではありません。
過集中もありません。
でもときどきプレイします。

テトリスがその1つです。
子どもの頃から親しみがあり、好きなゲームです。

大人になってからプレイする機会はあまりなかったのですが、テトリスがPTSD治療に役立つという研究があることを知り、昨年くらいから時々プレイしています。
(私はトラウマセラピーを受け始めてから数年経過しています。)

私の場合は、テトリスをプレイしていると、いろいろなことが思い出されます。
(他のゲームではあまりそのようなことはありません)
思い出すのは、対人面でモヤモヤした出来事や、思い出し怒りが多いです。

思い出しながらもテトリスのブロックは落ちてくるので、「今ここ」に意識が戻されては思い出すことの繰り返しです。
(マインドフルネスみたいですね)

思い出しながらプレイしているうちに、「自分がそのときに言いたかったこと」「そのときの自分の気持ち」「自分がその人にしてもらったこと」「その人は私以外の人にどう接しているか」などいろいろな考え・発見が自然と出てきます。

自分の本当の気持ちがわかってきて涙が出ることもあります。
普段は視野の狭い私ですが、客観的な考えを持てた自分に驚くことがあります。

個人的な使用感としては、モヤモヤが整理されるような効果があるように感じます。

マリオオデッセイがうつ病治療に効果があるというニュースを見たので、そちらも今後購入してプレイしてみようと思っています。

発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。ご質問があればコメントをください。

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