発達障害×認知の歪み

あくまで個人の経験・考えです。
全ての発達障害の人に当てはまる内容ではありません。
参考までに、今の自分の障害は、服薬していれば正職員として働くことができ独居も可能な状態です。
受けている診断名は自閉症スペクトラム(ASD)です。


「認知の歪み」という言葉を聞いたことはありますか?

誤用されている方も時々見かける言葉です。

物事の捉え方にかかわる言葉で、こちらのサイトでわかりやすく解説されています


発達障害の方とかかわっていると、認知の歪みに関連して苦しんでいる方をよく見かけます。

※「発達障害=認知の歪み」ではありません。定型発達の方にも見られます。

私自身にも、認知の歪みがあると感じています。

周囲の人たちが私のことを考えてくれていることに気付けず、被害的な受け取り方をしてしまうことがあります。

気をつけてはいるつもりですが、気がつくと「敵か味方か」と極端な思考になってしまっていることがあります。


悩みを相談したときに「みんなそうだよ」と言われ、「みんな我慢しているのだからあなたも我慢しないといけない」というメッセージとして誤解して苦しんだこともあります。

自分の受け取り方が偏っているということに、なんとなく気づいていることもあります。
「私はこう感じました」と主張するのは何か違うのではと思うのですが、自分の被害感の解消の仕方もわからず、困っていました。

今は、カウンセリングの場でありのままに相談することで、プロの客観的な意見を聞き、他者視点を知らせてもらっています。


発達障害当事者やそのご家族、支援者の方にとって何かヒントになれば幸いです。
ご質問などあればコメントをください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?