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妊娠して無気力になりかけたけど、大切なことに気付いた

現在、私は妊娠していて無職だ。
妊娠しても仕事を継続している人や子育てをしながら妊娠している人を、本当にすごいと思う。私は仕事もしていないし、一人目なので日中は自分のことだけにかまけていれば良い。それでも吐き気や夜眠れないことがあって、家事も疎かだし、取得しようと思っている資格の勉強は全然はかどらないし。

妊娠期間は10か月と、なかなかに長い。私は初期のつわりで微熱・倦怠感・何を食べても気持ち悪い・食べなくてもさらに気持ち悪いと、けっこう心を折られたので、最初の3か月くらいはなぁんにもできなかった。
その焦りが、体調が良くなってきた今押し寄せている。
家族や友達は「別にゆっくりすればいいんだよ」と誰一人プレッシャーをかけてくる人などいないのだけれど、こんなにミッションの無い日々を送ることが、私にとってはとてももどかしい。社会とつながっていない孤独感とはこれのことか・・・と実感。

そんな中、少しでも仕事のようなことができないか・・・と思っていたところ、アンケートの依頼があったのでやってみた。1か月単発の生活調査みたいなものだったのだけど、やり方の間違いを指摘されたときにきちんと対応したり、当たり前だけど毎日偽りなく報告するよう気をつけたり、自分としては誠実に取り組んだ。
すると、まもなく依頼元から別の調査協力依頼が来た。
それが終わると、また依頼が来た。

これは、顔が見えないなりにも私の依頼に対して真摯に取り組む姿勢が伝わったんだな、と嬉しくなった。ただタイミングが良かっただけ、ということもあるだろうけど、運も実力のうちということにしておこう。

また先日、昨年短期アルバイトとして勤務した会社から、今年も来てくれないかと電話をいただいた。
今は妊娠していて体調が不安なので就業できない、とお断りすることになってしまったが、昨年の私の仕事に対する姿勢はちゃんと評価されていたことが嬉しかった。


何もできないと嘆いて、さらに無気力になりかけていたけど、過去の私はしっかり実績を作っていたし、それは妊娠しようが歳を重ねようが変わらない。ささやかでも、人からの信頼を積み重ねて、それを次の仕事につなげる。会社員時代にももちろん信頼関係は何より大切にしてきたが、次があるか分からない状況だと、その大切さがより身に染みる。

まだまだ長い妊娠期間が残っているけど、これからの信頼関係のために、できることをしていこう。今の私にできることで誠意を表していこうと思う。

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