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「スラッシャー」と、肩書きに自信が持てない自分

「スラッシャー」という言葉があるらしい。
今日テレビを見ていて、初めて知った言葉と意味。

仕事の肩書きが1つでなく、いくつも持っている人のこと。
「スラッシャー」の語源は、
【名刺にいくつものスラッシュ(/)が入るから】らしい。

(番組では、大谷翔平選手の「二刀流」と同じような扱いしてたけど、
それは違うと思う…)

何人かのスラッシャーさんが登場していたけど、
正直なところ、あまりピンとこなかった。
「アンバサダー」だの「インフルエンサー」だの、
聞いたことはあるけど何それ?という言葉がずらっと並んだ時には、
もうお手上げ状態。

仕事の内容もあまり理解できないものもあったけど、
「プロ」と「素人」の境界線が薄まっているのは確かなのかもしれない。

でも、よくよく考えてみたら、プロと素人の違いって何なのだろう?

ゴルファーのようにプロテストがあったり、
国家試験を受けないと資格が取れない職業はわかりやすいけど、
こんなにはっきりした基準がある職種って、
実はとても少ないのかもしれない。

そもそも、特定の会社に就職したら、
その職種、行っている業務に関係なく、
「会社員」や「サラリーマン」という肩書きで呼ばれるだろうし…

私自身、ライターぽい仕事をさせてもらっているけど、(あえて「ぽい」)
「今日から私ライターです」という線引きは一切なく、
ただ仕事の内容がそうだから、という自己判断で、
なんとなくライターを名乗っている。
(たまにアンケートに答える時には選択肢になくて本当に困る)
これって、どうなんだろう…

名刺にいくつもの肩書きを連ねるスラッシャーと、
名刺も持たず、唯一の肩書き「ライター」にさえ自信が持てない自分。

存在自体があやふやな感じは、どちらも同じなのかな…



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