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まめまめづくし
2024年4月28日 17:01
ゲームの新作を考えていた。使い慣らされたキャラクター、配色、設定、内容を打破するべく頭を悩ませていたが中々思いつかない。どれだけアイディアを練っても、あり物になってしまいそうで気後れしてしまう。無くなっていく創造性に恐れている。今日は連休の真ん中、人通りが多く忙しそうな駅を横目に手元のメモに目を通す。電車が忙しそうに動く。発車の際に鳴る音は金切り声だったとしたら大層心が痛む。思い切ったアイ
2024年3月10日 19:48
こんな夢を見た。ぼーっとベランダから外を眺めている。春の強い風が吹く。伸びかかった髪が顔を覆う。鬱陶しいと思いながら、煙草を支度する。瞼にかかる日差しが柔らかい。大変いい気分だが、思い出したようにくしゃみをした。ああ、花粉症じゃなかったのに。涙ぐんだ目をこすってみる。痒い。ほんのり街が明るくなる。優しい紅色と少しの白色が彩りを加える。サラダだったなら、今が食べ頃だろう。温泉卵とトマトかな。酸
2024年1月31日 21:10
コンナ夢ヲ見タ。シラヌ惑星ノ アル畑二 オリタッタ。ソコ二ハ 豊カナ 森ノ色ト 暗闇ガ シマシマ模様ノ 大キナ 球体ガ アッタ。不思議二思ッテ、 半分二 切ッタ。中身ハ 赤カッタ。 暗闇ノ点々ガ ツイテイタ。オソロシイ。隣ノ ヒロシガ 「タベヨウ。ウマソウ。」ト言ウ。後ノ マコガ「コレヲ カケルノ。オイシイワヨ。」ト言ウ。ネバネバノ 豆ツブ達ガ ドロン。 バタバタト カカル。
2024年1月25日 22:08
こんな夢を見た。何を探して、何を見たくて、今焦っているのか分からない。久しぶりの幽体離脱だ。やけに身体は重く感じる。苦しいけれど、眼前に傾いた夕日が現れる。何かを美しいと思えるだけで、幸せなんだろうか。感受性が死ぬ音がする。いつか夕日を見たって、何とも思わない日が来てしまうのだろうか。あの時の言葉を間違えた。悲しそうな顔に気付かぬ振りをした。震えてる手を離してしまった。大切なものを
2024年1月24日 21:27
こんな夢を見た。気がつくとそこは、水の中だった。全身の至る所から呼気が溢れ出ていく。死を間近に感じそうなこの瞬間を淡々と過ごしていく。「あれ、お風呂の換気扇止めたっけ?うーんと、ガスの元栓は?っていうか、家の鍵締めたっけな…。」とてもどうでも良いことばかりが浮かんでくる。これが走馬灯というやつだろうか。ああ、なんて空っぽの人生だったんだろう。というか、空っぽになってしまったんだろう。ぶく
2024年1月17日 19:49
こんな夢を見た。寝苦しい夜だった。寝つきが悪く、ようやくのことで眠った。ふと、目が覚めると脱衣所の電気が付いている。不思議に思って見ていると、何やらドライヤーの音が聞こえる。ぶつぶつとした声も聞こえてくる。恐怖を覚えて、布団を頭まで被り、壁に身体を向けた。ふと、音もなく扉が開く。さらさらとした音が響いて、こちらに寄る気配が分かる。見てはいけない。そんな気がした。すると、ピリピリとした感覚が走