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3連休を甥っ子と遊び倒す

50歳を機にファンキーに生きることを決めた私。
年齢なんて関係ねーぜ!と思っているので、3連休を甥っ子と遊び倒してみたら、体力的に年齢は関係あった…

1日目:まさかのプール

私が甥っ子にさせたいことは「体験」
私の住む駅で集合し(いつの間にかひとりで来られるようになった!)、まずランチを食べに行く。
甥っ子はハンバーグ一択で駅前のファミレスに行きたいというが、ファミレスはそのうち友達同士でも行くようになるし、夜はビストロになるお店のランチを食べに行くことにした。(ハンバーグがあるのは先に行って下見済)
蝉のマークがついてるナイフやフォークはいいものなんだよ」とうんちくを垂れながら、甥っ子とランチを食べる。嫌いな野菜も一回はチャレンジしてて偉い。こういうお店に来るとやみくもに「食べない!」って言わない気がする。ご飯もお代わりして大満足な甥っ子。


家に帰り、「今日はなにをしようか」と相談。
「chill」がブームの甥っ子。「アマプラみながらchillしよう」というので、いいね~いいね~そうしよう!と家に帰った。

「プールに行きたい!」

甥っ子は、私=プールになっていて、家に帰ったら「今日はプール行けない?」と聞いてきたので、ダメ元がいつものプールに電話をすると21時までやってるし、今は比較的空いてるとのこと。
私のショッキンな気持ちと裏腹に大喜びの甥っ子。
「じゃ!行きましょう!」と気持ちを切り替えて、電車とバスを乗り継ぎプールに向かう。
コロナで最長2時間までの制限時間が設けられていたけど、それが撤廃。最長3時間、そして土曜日は子供が無料で無制限。え・・・・・・
とはいえ、私はオトナなので3時間まで。今まで2時間だと「足りない!帰りたくない!」となっていたけど、さすがに3時間いたら素直に帰ってくれた。恒例のアイスを食べて帰宅。
ここから自作の揚げ物を作りたいという甥っ子をなだめるのが大変だった。
そして、子どもって元気!
ポップコーンを作って映画を観るも、私が途中で離脱。「そろそろ寝よう」と起こされてちゃんと寝ました。

2日目:お墓参りとボーリング

「60を超えるまで帰れまテン」

2日目はモーニングを食べにホテルへ。
だいぶ行ってない間にお値段は上がり内容は落ちていたけど、景色のいい高層階で食べるご飯はいい。甥っ子と写真を撮ったり楽しい時間。

そして、お墓参りへ。
甥っ子が遊びに来る前からお墓参りに行きたくて、元オットに頼んでいた。(車を出してもらう)
お墓詣り、めちゃくちゃ暑い!炎天下、34℃。修行・・・
屋外でお仕事をされている方を尊敬する。めちゃくちゃ暑い。立ってるだけで汗が噴き出てきる・・・汗が目に入る・・・

灼熱のお墓参り後、元オットも一緒にボーリングへ。
甥っ子は元オットのことが大好きで、一緒にボーリングに行きたいというのでその旨も元オットに伝えていた。
甥っ子はほぼ初のボーリング。なのに!!いや、だから?ストライクを何回も出す。焦る元オットと私。このままでは負けるかも?と思ったけど、ビギナーズラックは続かず、だんだんと不貞腐れる甥っ子、疲れる私たち。
いや~ボーリングって疲れるんだね。とにかく腕が疲れる。
3ゲームやったところで終わりを告げると、「もっとやりたい!」という。もう終わりだよって言ったら元オットが「1人でやらせてあげればいいよ」というので、さらにひとりで2ゲーム。元気すぎる…
「60超えるまで帰れまテンやろう!」というのはお断りしましたが、なんと5ゲーム目にして60を超えた!やった!(帰れる!笑)
元オットは教えるのがうまく、ペットボトルで投げ方を教え、投げる前に練習させてた。完全にそれが功を奏した。



ランチは焼肉に行きたかったけど、中途半端な時間でどこもやってなく、大好きなラーメンやさんへ。甥っ子はチャーハンとラーメンを食べるという。
「食べきれなかったら俺が食べるよ」と元オットがいうので注文。が、なんと甥っ子食べきった。男の子はどんどん食べるようになるね~。将来怖い(笑)夜、家に帰りやっとchillタイム。
アマプラで映画を観るのでポップコーンを作る。
我が家には電子レンジがないのでガスでポップコーンを作る。
火も、パンパン弾けるポップコーンも怖い甥っ子。怖がりすぎてフィルムが溶けたり、焦げちゃったりしたけど、自分で作って大満足らしい。

3日目:またプール

「夕方のが空いてますよ」の情報を聞いたので、午前中はゆっくりする
ランチに創作料理を作りたい甥っ子なのだけど、想像しているものは火の通りが難しそうで時間もないし、違うものを考えてもらった。

「ひき肉でチャーハンを作りたい」

まずは、ひき肉を買いに甥っ子ひとりで行く。(オトナになったな~)
そして、蒸篭で冷凍ご飯を蒸す。湯気が出てて熱そう、触るの無理~と怖がってたけれど鍋つかみを装着してやってもらう。たまにお箸をさして解凍確認。ごはんが柔らかくなったら蒸篭から取り出し、一度お水でごはんをさっと洗い、溶いた卵に入れてご飯に卵をまとわせる。長い菜箸がうまく使えず卵をほぐせないから「泡だて器を使う?」と聞いたら、「なんかプロっぽ~い!」と嬉しそう。
我が家は鉄のフライパンを使っているのだけど、それはハードルが高そうなので今回はテフロンを使う。フライパンを熱して油を敷いてひき肉を入れる。「(油が)ハネる~~~!」と大騒ぎ(笑)
ひき肉を炒め、塩コショウをし、卵ごはんをイン!
「混ぜて混ぜて~!」「フライパンを動かしながら混ぜる!」など、横からうるさい私。たまにやってみせる。同じようにはできないけれど、教えるとチャレンジしてみていて偉いな~と思う。
そもそもご飯を蒸して解凍しているのでパラパラチャーハンとはいかなかったけど、大満足のご様子。楽しそうでなにより。

さて、準備をしてプールへ向かう。
ついてびっくり。めちゃくちゃ並んでいる。プールがあるのは1階なのに4階まで大行列。けど、プールに対しては並ぶのも厭わない甥っ子。並びます。
途中、なにかを思ってカバンをみた私。あれ?え?うそ!お財布がない!
うそでしょう!?家に忘れてきたんだ!
甥っ子に事情を話し、受付に行ってクレジットカードが使えるかを確認すると使えないって~~~~~!!超絶落ち込む。帰るしかない…とうなだれていたら「交通系ICは使えます!」とのこと。ありがたい!
甥っ子のもとへ戻ると「帰らなきゃいけないの?」と不安顔。
「PASMO使えるって!!」と伝えて二人で小躍り。結局30分ほど並んで入場。(貴重品は事情をお話したら貴重品ボックスの鍵を貸してくださった)

「怪獣ごっこをやりたい」というでやるんだけど、たまに沈めるとめちゃくちゃ怒る。怒って不貞腐れるの繰り返し。でも、やりたいというなぞ。
不貞腐れてる間は放置。椅子に座ってみていると、どの親御さんもプロレスごっこなんてやってないよ…(こちらはもう昨日のボーリングで手が痛いのよ・・)
3時間みっちり遊び、スライダーもやって大満足な甥っ子。
いつものアイスもPASMOで買えることを自ら発見し、購入。
バスに揺られて駅まで帰ります。

駅までの道のり、甥っ子が言った。
「雅ちゃんちにはイライラがないんだよ。癒ししかない。chillしかない」
あれしろこうしろ言われない、やってみたいということはやらせてくれる、お母さんみたく「君のお手伝いはおとなしく座ってることです」なんて言わないもん!と。
といいつつ、帰り際には家が恋しくなりLINEをお母さんに送り続ける。一方、お母さんである妹は「落ち着いてください」というスタンプしか送ってこない(笑)
今日のご飯はカレーと聞き、電車までの乗換え時間が5分しかないのに「一口ヒレカツを買ってくれ」と私に買わせて帰っていった(笑)
エスカレーターで見えなくなるまで手を振ってくれるかわいさよ♡

自給自足の人

「人生には楽しいことが必要だよ」

今回、甥っ子に化学調味料や添加物について話してみた。
大好きな飲むヨーグルトにはお砂糖がいっぱい入っていること、ジュースもいろんな添加物が入っていること、ラベルを見るとなにが入っているか分かること、ホールフードを選んで食べるとよいこと、などを説明した。
興味なさそうに聞いていた甥っ子が言った。
「雅ちゃんは自給自足が好きなんでしょ?」
「自給自足?」と聞くと、甥っ子は「うん。できてるものは嫌いなんでしょう?自分で作ったりやるのが好きなんでしょ?」という。
なるほど、自給自足なんだ(笑)
「コーヒーだってお湯入れればいいのが売ってるのに豆からやってるしさ」
「豆、知ってる?」と聞いたら「冷蔵庫にあるのみた。これでしょ」とよく見ているんだなぁ。
そして最後に「雅ちゃんが飲んでる炭酸はいいの?」と聞かれたので、「炭酸はいいよ」って言いながらラベルみたらいろいろ入ってた!!え?!
そして、甥っ子は言った。
「人生には楽しいことが必要だよ。あれだめこれだめって言ってるより楽しくいたほうがいいよ」と。
そのとおりだね。

いつもそう、私が教えてるつもりで、甥っ子のやさしさに救われている。







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