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314.フィードバックを楽しく受け止める

最近、仕事があっちゃこっちゃしており、なかなか更新できず。。反省。

ここ数日は、フィードバックについて色々と考えることができた日々でした。

フィードバックって何か?というと、「目指す目標や成長に対してクライアントがどのような状態にあるかを第三者の視点でつたえること」なんだそうです。
留意点は以下の5点。
①クライアント自身が第三者の視点を必要としていること
②行動変容が可能であること
③忠告や命令にならないこと
④適切なタイミングであること
⑤時制に注意すること
(参考)鈴木義幸 2019年2月1日「コーチングの基本」(株)日本実業出版社

なんでこれについてあれこれ考えたかというと、会社で仕事をしている(1on1含め)時にフィードバックを受け止めている人、反発する人、スタンスはそれぞれだなと思いまして、フィードバックは果たして必要なのか、必要だとして反発する人はなぜ反発するのか、受け入れるには何か工夫の余地ありか?など色々自分の中で問いかけてしまったためです。

ちなみに、エドさんは、フィードバックを受ける側はストレスとなる中で、ポジティブに受け止める方法として、職場などでのフィードバックを日常化しては?と話しています。
(参考)エド・バティスタ 2014年7月2日「フィードバックをうまく機能させるの要諦」、2014年12月4日「フィードバックにつきまとう5つの脅威を和らげる方法
ハーバードビジネスレビュー

そもそも、フィードバックは人が目標に向かって行くには、必要なんでしょうか??
このそもそも論に対し、私のスタンスは「必要」です。なぜなら、私自身は関わる相手が喜んでもらえることが好きで、そうしたいと思っているためです。なので、相手がどう思っているのか、相手から自分がどう見えているのか、聞きたくて聞きたくて聞きたいのです。振り回されるのは良くないのでバランスだと思いますが、価値が薄い部分は改善して自分の相手から見た価値を高めたいと思っています。

ただ、必要なのに、私ですら「聞きたくない」と思う時があります。
どんな時かというと、なかなかコミュニケーションがうまくいかない上司からフィードバックを受けるタイミングとか、
一生懸命やっていることへの、ネガティブフィードバックとか。
これらがあったときに、闇落ちしたわたしの心の中で渦巻いている言葉は
「何もわたしのこと知らないのに」「でも頑張ってるのに」とか。
すごいかまってちゃん感ありますが、結局日頃から信頼関係を築いておくことの重要性を実感します。

では、わたしは部下や他の関係者に対してフィードバックをした時に、うまく受け入れていただき行動変容につながった場合、そうでもなくイラッとされて終わった場合とを比較してみます。相手はわたしではないので、上記のように相手からの見え方はさほど気にしていない可能性もあります。
前者の場合、最も印象的なのは「わたしってどう見えていますか?」と相手から聞いてきた場合。こう見ていると話すと、熱心に聞いてくれて、刺さっているなと感じたし、その後の行動にも目に見えて伝わってきたりする。聞いてこなくても、実は困っている、負を抱えてる部分だと、刺さる。日頃の観察力の大事さを実感
後者、うまくいかんかった時の場合、わたしに原因がある気がしていて、たとえば近しいひと(家族、恋人とか)だとつい「こうして欲しいのになー」っていう自分の願望が入ってしまって、相手が欲してないタイミングなのについなんか言ってしまう。関係者でも、やぱその人がそこに今関心がないのに、わたしが関心があるからお伝えをしたこととかはまったく響かない。

フィードバックを受ける側も自然体で受け止めてみるようにした方がもちろんいいことはいいけど、わたしに出来ることは、やっぱフィードバックをもらいたい!と思ってもらえるように仕向けることかなあと思った。
極端なこと言うと、フィードバック、面白い、楽しくなってきたと思っていただけるような。。
特にモチベーションマネジメントも注意するような組織内だったら、ご本人のモチベートされる方向性をしっかり組織の方向性と合わせておく必要もあると思うし、日頃か仕事を楽しんでもらえるように希望をよく聞いてアサインするとか。
フィードバックをむしろわたしから積極的に取りにいって面白がって聞いている姿勢を見せることで、恥ずかしいことではない、むしろ有益な内容だと思ってもらうことも工夫の余地かなと思ってきました。

いろいろ考えさせられましたが、自分にできることから始めていきたいなと思った新年度です。

お読みいただきありがとうございました。
フィードバックを受けることにネガティブになってしまった場合、どうしたら抜け出せますでしょうか?是非何かご経験などシェアいただけますと幸いです。

なお、MBAホルダーや会社のコーポレート部門での経験値も強みに、キャリアやビジネスを軸としたコーチングセッションも行っています。管理職としての悩み、転職などキャリアチェンジのお悩み、起業の壁打ちなど、ご興味がございましたらお気軽にお声がけください。
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