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No.1                   🌷私が若年性DLBと診断されるまで🌷

 私は2021年12月下旬に若年性DLB(レビー小体型認知症)と診断されました。その診断名がつくまでは、色々な病気を患っていました。今思えば、それはもうDLBという病気の階段を一歩ずつ上っていたのかもしれません。

 心身の異常に気付いたのは2020年9月のことです。

 頭痛、眩暈、耳鳴り、嘔気、音の聞こえにくさから始まり、メニエール病と診断され、約1年半の治療を受けました。耳鳴りや音の聞こえにくさは以前に比べ良くなりましたが、他の症状は残ったままでした。更に、睡眠障害や全身倦怠感、腹部症状(便秘・下痢)、物忘れ、幻視(当初は霊感が強いと信じていました)、軽度抑うつといった症状が現れ、脳神経内科クリニックを受診したのが2021年1月上旬でした。

 そこでの診断名は慢性片頭痛でした。そして片頭痛の治療が開始されましたが、なかなか合う薬が見つからず、症状も悪化するばかりで、仕事も休職せざるを得ない状況になりました。復職後も症状は治まらず、物忘れが多くなりました。クリニックの医師に相談しましたが、「薬剤性の認知機能障害による一過性のもので数週間で良くなります」と説明がありました。

 しかしその後も数週間、数か月経過観察を続けましたが、認知機能障害は良くなりませんでした。そこでクリニックから医療センターの脳神経内科を検査目的(若年性認知症疑い)として紹介してもらうことになり、2021年12月下旬に受診し検査を受けました。そして、そこで初めて「若年性レビー小体型認知症で間違いないでしょう」と診断されました。

 以上、私が若年性DLBと診断されるまでの話です。次回は、現在の医療センターで治療に至るまでの話を書こうと思います。

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