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#048 アマチュアミニマリスト、グリーンを買う。【ルームツアー】

鉢に入った観葉植物は全部、枯らしてきた。

だから苦手意識を持っていて、観葉植物とは距離を置いてきた。(恋人かよ。)
けれど、物が減ってきた部屋に彩りを加えたいと思い、ふたたび緑を置くことにした。

観葉植物とわたし

わたしと観葉植物の出会いは、高校時代に遡る。(いや、恋人かよ。)

母がどこかのお土産で、手のひらサイズのサボテンを買ってきてくれた。ぽっこりまぁるいサボテンで、とても気に入っていた。

部屋に置いて愛でていたのだが、水を一度もあげることなく枯れてしまった。

北側の陽当たりがよくない出窓に置いたため、寒かったのも悪かったかもしれない。

「サボテンって枯れることあるんだね。」と母に驚かれたことを覚えている。

次の出会いは、大学生のとき。お誕生日プレゼントで、幸運の木ガジュマルをもらった。

今度は100円均一で専用のジョウロまで買って、たくさんお水をあげた。幸運の木なのだから、絶対に枯らしてはいけないと思って。

案の定、枯れてしまった。

一人暮らしの暗幕のような遮光カーテンもよくなかったのだろう。

お水をあげすぎてもいけないんだと、びっくりした。

それから、結婚祝いとか、快気祝いとかで観葉植物をもらったり、じぶんでゴムの木を買ってみたりもした。

結果は全滅だった。

病気になったり、愛犬が葉っぱをかじったりして、元気がなくなってしまうのだ。

いくら鈍感なわたしでも、これは向いていないのだと悟った。
人にも合う合わないがあるように、観葉植物にも向き不向きがあるのだろう。

だから、距離を置いていた。

ミニマリストと観葉植物

ミニマリストに目覚めて、モノを整理しだすと、リビングが整ってすっきりと感じるようになった。

無機質な表情がない部屋。

それがミニマリストの醍醐味かもしれないが、わたしには寂しく感じられた。

敬遠していたが、やはり、観葉植物に頼らざるを得ない気がした。

インスタのお洒落なリビングには大抵緑がありますから。

観葉植物は「根を張る」とも言うように、その場で生きていくものだと思う。
その意味合いとミニマリストの両立はむつかしのかもしれない。

物が増えることや捨てにくいものを買うことには、心のブレーキがかかってしまう。

けれど生花ならどうだろう。

定期的にお水の交換をすれば良いし、半年ほどで入れ替えるのが常だから。

人気のドウダンツツジ



根を張る観葉植物よりも、入れ替えを前提にした生花の方が、わたしがなりたいミニマリストとは合っているように思う。

葉っぱのにおいをかぐ犬。
食べないでね。

捨てやすさも考えると、ミニマリズムとの両立ができ、緑のある暮らしを楽めそうだ。

おしまい。
ほんじゃ、またね〜!

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