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妊活|不妊治療に必要な支援《あなたがほしい支援は何ですか?》

どうも、不妊治療四年目のまみです。

不妊治療のストレスから、私が医療に求めるものはなんだろうと考えてみたところ、他分野との連携だという結論に至ったのでまとめてみた。

不妊治療のストレス

国立成立医療センターから「高度不妊治療を受ける女性が受けるストレス」が明らかにされた。(2023.10)

自由記載欄のコメントを分析した結果、次の4つのネガティブなストレス要因が抽出されました。
①「終わりの見えない治療」(28%)
②「ひとりで抱え込む苦しみ」(25%)
③「アイデンティティの揺らぎ」(15%)
④「高額な治療費」(17%)

と、大きく以上の4つに分類されている。この4分類の中にも更に細かくすストレス因が挙げてあるので、気になる方はチェックしてみてね。心の整理の役に立つかも。

わたしが感じている不妊治療のストレスについて書いた記事もはっておきます。

今回の研究では「治療方針をともに考える支援が必要」と結論付けされているけれど、少しずれを感じたのは私だけだろうか。
お医者さんや看護師さんと「これからこどもを産むかどうか、、、」「体外受精に何度チャレンジするか、、、」のような相談をするかなあ?

不妊治療の方針って《人生の選択》とも言えると思う。
その方針を考えるのはパートナーとわたしだろう。

そもそも、不妊治療の病院はどこも忙しくて、そんな診察時間も割いてもらないし。

わたしが求める支援は何か考えてみた。

【求める支援①】不妊治療に関わる情報提供

 病院に求める支援として大きいのはこれだろう。不妊で悩むカップルに早期に正しい医療的な情報を提供してほしい。多くの病院は体外受精の前に説明会を開くことが多いが、もっと早い段階でおおまかな説明をしてほしい。
 どんな治療選択があるのか、どのようにステップアップしていくのかなど。それがあるだけでも、袋小路に迷い込んだかのような不安は減ると思う。

【求める支援②】「産む」以外の情報提供《福祉との連携》

 養子縁組、里親制度の情報提供をしてほしい。体外受精の説明をするときに福祉の専門家などにも来ていただき、「産む」以外のゴールというか希望を示しておいてほしい。
 クリニックに通っていると、「産む」以外の選択は「あきらめ」のような感覚を覚える。産院だから当たり前なのだろうが。
 「産む」だけをゴールにしてしまうから、余計にしんどさが増している気がする。

【求める支援③】専門的なメンタル支援《心理との連携》

 不妊治療は精神的な負担が大きいことは知られているが、心理士(師)を配置している病院はあまりにも少ない。カウンセラーとして心理の研修に参加した看護師を置いておられるところもあるが、不十分だと思う。
 今は精神的はケアとして診療報酬が認められるのは「看護師や公認心理師」とされている。
 看護師さんに話を聞いてもらうのもありがたいのだけれど、流産や子どもあきらめるという人生の大きな決断の際には、より専門的な支援があれば心強いと思う。
 あとはメンタル不調を訴えた時に診断書を書くかメンタルクリニックに紹介状とか書いてほしい。

 社会の認知が上がって両立しやすい制度をとか、妊婦さんと待合室を分けてほしいとか、細かい配慮を挙げればきりがないのでこのあたりにしておく。

 メンタルボロボロ女が求める支援なので、一般の方とのずれはあるかもしれない。そこはご了承ください。

あなたが求める支援もどんなのがあったらいいな~とか、あれば教えてね。どうすることもできないかもしれないけれど、吐き出したら楽になることっていっぱいあるよね。

ほんじゃ、またね~! 


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