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同じ火種を持つ仲間たちとともに[42/100]

今日は24時を回ってしまった。朝から文学フリマ東京に参加してきて、ヘトヘト。しかし、とてもいい日だった。

今回、稀人ハンタースクールの仲間たちと『稀人書店』として出展し、私は14人の仲間とともにオムニバスZineを作成した。
知り合いでもない人が、自分たちの作品に興味を持っててにとってくれた。そしてその数人は購入してくれた。

WEBメディアでの執筆経験しかない私にとって、初めて物理的に「自分の言葉を届けた」経験となった。

文学フリマというイベントすら知らなかったモグリの私が、今回参加できたのは、稀人ハンタースクールの仲間のおかげだ。

稀人ハンタースクールとは、稀人ハンター・川内イオさんが主宰するライター・インタビューゼミのこと。イオさんは「世界を照らす稀な人」にスポットライトを当て、稀人の活動を伝える活動をしている。そんなイオさんの活動に共感し、同じく稀人たちを世の中に伝えたいと集まったのが、稀人ハンタースクールの仲間たちだ。

「死んでいった人たちがまた生まれてきたいと思う国にすること」
「正直に生きてきた人たちが、笑って暮らせる世にすること」
これは、2009年に放映されたドラマ『JIN-仁-』の中のセリフだ。

このセリフに感銘を受けたイオさんは、ライティングとインタビューでこれを実現しよう、と考えた。私が稀人ハンタースクールに入った理由は、イオさんが語った「この活動を一緒にしてくれる人を募集します」という言葉に、「私のライフワークはこれかも!」というトキメキを感じたからだ。

暗い道にぽっ、ぽっと小さな火がともっていく。もとはみな、同じ種火だ。火を受け取った人は、火を育て、渡す人になっていく。また新しい場所で火がともる。

大切なことは全て梅湯新聞が教えてくれた。【さとゆみの今日もコレカラ/011】

イオさんからもらった火種を、稀人ハンタースクールの仲間たちは持っている。それを、各地で広げている。

いい仲間ができたな、と思う。

2023年、社会人になってから初めて個人で“職場”以外のコミュニティに飛び込んだ。そして、さとゆみさん、イオさんに出会った。

そして、その火種をもらって、ともに歩める仲間たちができた。

私の人生が、とっても豊かになる要素がたくさんできた年になったな、と改めて思っている。

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