ペロタン東京でのソフィ・カル

原美術館での展示をあとにして、私と友人は六本木に向かい、ペロタン東京での展示を観に行った。 タイトルは、My mother,my cat,my father,in that order。

すべてが深い関係の相手の死、というどうしようもなく強い出来事が起こったあと、その相手との関係性を想いを言葉を、目に見える形に作品として置き換えていた。サラリとしているようで、重みはずっしりと、、悲しみにつつまれているようで、冷静な作品だなという印象でした。作らずには前に進めない、そんな心境だったでしょうか、、

大切な人の死をみつめると同時に自分の死を意識し、同時に彼女はものすごく力強く生き続けていると感じました。

これにて、ソフィ・カルツアーは無事終了。その後新宿へ移動して、大学の友人とご飯を食べお互いをほめあって解散。以外と自分のよいところを過大評価するでもなく過小評価するでもなくキチンと見つめるというのは難しいことみたい。 自分に優しく、真摯に生きたいねと思った。

忘れていた自分が成長してきた土地、捨てて来た想いに興味がわいてきた。他者を交えての表現のほうがみやすいけど、ソフィ・カル自身の絶対的な想い、体験は何より強いし、シンプルで胸につきささる。

自分もそういうことがしたいんだと思う。できるのか、、いや、というより

やりたいからやるんだ。


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