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時空を超えて出会えてよかったね

2018年6月、セラピストの榎本かおりさんが主催された「歩いて行ける宇宙船」というイベントに参加しました。

そのとき初めてアニマルリーディングというものを知りました。
アニマルリーディングの公開セッションというかたちで、動物が飼い主さんに伝えているメッセージをシェアするという内容でした。
わーお!動物たちはこんなこと思っているのか!と目から鱗の連続!
動物たちからのメッセージは、愛と叡智に溢れていて、やさしくてあたたかかったです。

動物ってすごいなー!と思ったものの、幼少期から動物に親しんできたというわけではなかったわたし。
動物と暮らす日がくるなんて夢にも思っていなかったんですよ、このときは。

人生とはなにが起こるかわからないもので、翌2019年の3月、我が家にあたらしい仲間として犬がやってくることになったのです。
保護犬のキャバリア。推定5才。女の子。人間大好き。愛嬌たっぷり。ちょっとビビり。いや、けっこうビビり。世界一かわいい犬(親バカ炸裂中)。
あかねと名付けました。

いやー、動物と暮らすの初めてだったので、そりゃーもう、毎日が珍道中の連続でした。
人間は珍道中の連続でしたが、犬はすごいです。犬ってかしこいんですね。
未熟な飼い主の言うことやることに、一生懸命応えてくれました。

一緒に暮らすことに慣れてきた頃、近所のドックカフェにアニマルコミュニケーターさんがやってきてセッションしてくださるという情報をキャッチ!すぐに申し込みましたよ。

セッション当日、お店に行くと、すでにセッションを終えられたご家族がお茶を飲んでくつろいでおられました。
そこのおうちのわんこさんは、お腹をべろーんと出して無防備に眠っています。
その子を抱っこしている飼い主さんは「さっきセッションで、この子の犬生の目的は“リラックスすること”だって言われました〜」とにこにことおはなししてくださいました。
あはは、なるほど(笑)。あなたは犬生の目的を今この瞬間も全力で生きているんだね、すてきよ、とわたしはこころの中でそのわんこさんに話しかけました。

しばらくして、我が家の順番が巡ってきました。
リーディングの内容は、こんな感じでした。
犬生の目的は人を癒すこと(ほー、なるほど)
ベッドが狭いよ〜(たしかに!最初はサイズ感がよくわからず、初めて飼った犬用ベッドはあかねにはちょっと小さかった)
ママの笑顔が大好き(ありがと❤️)
ママはわたしのこと心配しすぎ。いろんなことママに合わせられるから、心配しないで(わーん涙。動物と暮らす楽しさより責任感の方が勝ってしまって自分で自分のこと追い詰めていたときもあったっけ・・・)

そして、パパと魂のつながりが深い。例えば、前世でも一緒だったとか、そういう感じの魂同士。
ほほー、なるほど!と膝をうちました。

あかねと出会う前、別なわんことお見合いしたことがありました。
この子に決めよう、次の休みにはもう一度会いに行って、家族に迎えたいと保護団体さんに申し込みしよう、と決めた矢先に、その子は他のおうちの子になり、保護施設を卒業していきました。
おおー!なんということ!!
保護犬カフェに足を運んだり、ネットで里親募集の情報をいろいろ見たりしていたのに、ぜーんぶふりだしに戻っちゃった・・・がーん。正直とてもがっかりしました。
けれど、あ、わたしたちの家族になる子はこの子じゃなかったんだ、と妙に納得した気持ちもありました。

そして、気を取り直して、あらためて里親募集の情報をネットで見ていたときに出会った子が、あかねです。
お見合いの日、夫に「なでなでしてよ〜」と近づいていき、膝の上に乗り、そろそろ帰るねと言っても膝の上からどかなかった様子を見て、夫メロメロ、保護団体の方と預かりボランティアさんは「本犬はこの人にする〜って決めたみたいですね〜笑」と言っていたっけ。

おとぎ話みたいなおはなし。
生まれ変わってもまた会いたいほど、お互いのこと信頼して大好きだったんだね。

あなたたち、時空を超えて出会えてよかったね。

そんなあかねは、今生ではすっかりママっ子ですけどね(笑)

サポート頂けると、とってもうれしいです💖 誰かに言葉を贈ること、誰かを言葉で祝福することが、わたしにとって、とても楽しく喜びを感じる瞬間です。頂いたサポートは、ぐるぐると循環させて、生きたエネルギーとして、また別の誰かに、何かに、お返ししたいと思っています。