スーパーに売ってるお餅が、本当につきたてで柔らかくてテンション上がった。大量に東京に持って帰りたいと思ったけど、冷凍しないと結局かたくなってカビが生えるらしい。

餅らしい餅だ。

スーパーのBGMは髭男。2019年の年の瀬。

実家で食べる分だげ買って帰って、年越す前からすでに餅腹。お餅、美味しいね。

両親と餅を買いに行く前に、一悶着あった。

正月の準備のための買い物は私の帰省前に終わっていた。その時に買ったはずのお餅が持って帰った荷物の中になかったらしい。
袋詰めした父親が忘れたんだろうなぁっていう程度の話なんだけども、母親は御立腹。

帰省して1日で同じ話を3回も聞かされた。
耳が悪くなってるらしく、声の小さな私の返事に「はぁ？」と何回も聞き返される。
肺活量増やすために、来年はゴスペルでも習いに行こうかなぁ。もう。
上の空で母親の文句を聞きながら、向かったのが柔らか餅のスーパーなのだ。

なにはともあれ、餅は手に入ったから一件落着
と思ったら、父親が車をどこに止めたか忘れたと言い始めた。
私たちは先にスーパーに入ったから、全然わからない。止めた父親も、全然わからないみたいだ。

これは、いろいろ困った。

一年に一度しか会わないと、両親の老化の加速をありありと感じてしまう。
70歳を過ぎた2人だから、当然のことでもある。

近いうち、真面目に考えなくちゃいけないことなんだろうなぁ。

でも今は、まだ笑えるから、笑っておこう。
物忘れなんて、私もすぐするしね。

今は弟家族も加わって、大きいコタツにぎゅうぎゅうになって、あーだこーだ言いながら紅白を見出る人もいれば、大音量で太鼓の達人をやる甥っ子いれば。
賑やかに年越しを迎えようとしています。

もう少しで2020年。
家族みんなにとって、いい年になりますように。

皆さんも、良いお年を。