今やネットの中でもリアルの世界でも、
「スピリチュアル」が流行っています。

私も一時期いろんな情報を集めたり、占いに凝ってみたり(西洋占星術とかタロットとかアロマとか)していました。

元々、不思議なものが見えたり、
不思議な体験をしていたりするのですが、
20代の頃から理系に関わる＆論理立てを鍛える職業についているせいか、
「この科学的根拠は何だろう？」
って考えてしまう習慣も同時についているのですね。

本当に視える人は、むやみに人に提供しない

自分なりに情報を集めたり、いろんな人の話を聞いて、根拠はどこにあるんだろう？と考えてみると、
結局、スピリチュアルなサービスを展開している人って、
「ちゃんと証明できないけれども、実例があるでしょ」
という主張に落ち着くことに気づきました。

(証拠として量子科学を持ち出す方もいますが、あれはそもそも「よくわからん世界」です(笑)

科学者もよくわからん世界ということを認めつつ、コンピューターでなんとか解明できないかと奮闘している分野です。)

もちろん、私が過去に体験した「不思議」も、
ちゃんと証明できないものではありますので、そっちの世界があることは否定しませんが、
世の中のサービスには違和感を抱きまくり。

何でだろう？

そう考えた時、
「本当にそっち系の能力がある人は、商業目的ではその能力を使わない」
ということに気づきました。

私にもそっち系の能力がありそうですが、
他人の人生に対して使おうとは思わない。
「あなたはこうだから、○○した方がいいよ」
のんてアドバイスはできないなと思っています。

だって、本人が感じること、本人がやりたいと思っていることが、
一番の正解だから。

私にできることは、「本心を引き出すお手伝いをする」こと。
そのために、スピリチュアル系の能力が役立つなら、そっと使えばいい。

世の中のスピリチュアル系サービスへの違和感

なぜ今、スピリチュアル系のサービスがブームなんだろう？

消費者側ではなく、サービス提供側から見たら一目瞭然。

“心が弱っている人につけこんで、楽にお金を稼げる”
からですね。

そもそも、巷にあるスピリチュアル系サービスの提供者に、本当に能力のある人なんてほとんどいないと思います。

「あなたたちはツインソウルだ」とか、
「あなたはこのグッズを持つと波動が整う」とか、
断言しちゃう人が一番危ない。

自分のことは、自分にしかわかりません。
自分の感覚が、誰かに丸っと伝わることはありません。

体験談を見て、「いいなぁ～、試してみよう」ならアリですが、
心が弱っている人って、何か特別な力を持っているように見える人が勧めるものを無条件に取り入れちゃうんですよね。

自分で試してみて、本当にしっくりくるものを取り入れればそれが一番の正解なんじゃないかしら。

人生の充実と幸せにつながる一番の方法

心が弱っている人って、どうしてスピリチュアルにすがるんだろう？

それは、「今の状況を助けて欲しい」「幸せになりたい」からですよね。

Q. では、「幸せになる」ために必要なものって何ですか？

A. 目の前のことや、目の前の人を大切にすること。自分がやりたいことを実行すること。

自分が何をやりたいかわからない時や、
やりたいのに心のブロックがある時には、
カウンセリングやコーチングを利用すればいい。

正直、スピリチュアルに関わる人よりも、推し活をしている人の方が、人生が充実していて幸せなんじゃないかな。

世の中のほとんどのスピリチュアル系サービスは、
一時的に心が休まることがあっても根本的な解決になってないことがほとんどだし、
大体、依存させられてお金を巻き上げられるのがオチです。

もちろん、ごくごく少数だけど、“本物”はいます。
ただ、そういう人たちって、
浅い内容で大金を取ることはまずありませんし、
ネット上で宣伝することもまずありません。

さらに、ある程度論理的に考えても納得できるほど、ちゃんとした信頼できるお客さんの体験談があるものです。

どうしても心が弱っているとき。
“奇跡”を誰かに起こしてもらいたくなる気持ちになります(私にも経験があります)。
だけど、奇跡を起こせるのは自分だけ。
自身の感覚を一番に大切にするのが、一番早く問題を解決して幸せになれる方法なんじゃないかな。