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【ムズかった】日本語教師がJLPT N1チャレンジ

こんにちは!SASAYUです。

お久しぶりですね。

今日は2023年7月2日で、JLPT(日本語能力試験)のテスト実施日です。

日本語教師なら、JLPTのスケジュールを把握しといたほうがいいと思います。
学生に「がんばってね!」とか言えますし。

そして今回は日本語学習者の気持ちを理解するために
「日本語能力試験 公式問題集 2012年発行」を使って
N1の問題にチャレンジしてみました。


というのも最初はJLPTの本物の試験に申し込んで実際に会場で受験しようと思ったんですが、
JLPT公式Webサイトで申し込みしようとすると、

「日本語が第1言語の人は受付センターに連絡してください」


あれ?日本語が第1言語の人は受付センターに連絡してください。
と書かれており、実際に電話してみると

受付の人:「日本人で日本語が第1言語の人は受験してほしくないんです」
とのことでした。

詳しく話を聞くと、JLPTの公式サイトでは受験者の属性と、それぞれの平均点や得点分布のデータを公開しているのですが、ネイティブの日本人が受験すると、データに影響がでてしまうからだそうです。

まあ、納得はしました。(笑)

わたしも、JLPTでどのレベルがいちばん需要があるのか、公式サイトのデータをチェックしてみたりしました。

そのうえで、

SASAYU:「実際に、第1言語で例えばベトナム語と噓をついて、JLPTを受験している日本人がいると思うんですが、何か法的な罰則はありますか?」

という質問もしてみました。

受付の人:「特に罰則はないんですが、先ほども申し上げたように、正確なデータをとれなくなるので、控えてほしいです。」

との答えが返ってきました。


まあ、そうですよね。

わたしも日本語教師として、正確なデータが欲しいですから、今回は諦めることにしました。

やろうと思えば申し込み情報を偽装して申し込むことはできますが、noteやYoutubeで情報を発信している以上はクリーンに活動していきたいと思っているので(笑)


では早速JLPT N1の公式問題集に取り組んだ結果をレポートしていきます。


動画でサクッと見たい方は、以下Youtubeで同じ内容の動画をアップしているのでチェックお願いします。
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N1レベルの試験は

言語知識(文字・語彙・文法)・読解 110分(69問)
聴解 60分(36問)

で構成されています。

とても長いですね。
問題を解くだけでつかれました。(笑)

特に読解は内容が、新聞のコラムなどを引用した問題が多く日本人でもかなり頭を使う問題が多かったです。

以下に無料で公開されているPDFデータのURLを貼るのでチェックしてみてください。

https://www.jlpt.jp/samples/sample2018/pdf/N1R.pdf


日本人でも普段本や新聞を読まない人は、解くことができないと思います。

みなさんはどうでしたか?

日本語教師のSASAYUは言語知識・読解の問題を解くのに65分かかりました。
45分、時間が余ったんですが、疲れすぎて見直しをせずに終わりました。

それから聴解にチャレンジしたんですが、聴解の方は割と簡単でしたね。
ポカミスをしなければ、多分満点かなって感じでした。



合格基準はかなり細かく規定されているので、
正確には言えませんがだいたい55~60%くらい正解すれば合格できます。



はいっ!じゃあ結果発表していきます。



まず言語知識・読解は、、、


69問中

64問正解でした!!


聴解は、、、



36問中

36問正解でした!!


トータル
100/105でした!

5問間違えた泣


間違えたのは文字・語彙(1問)、読解(4問)でした。
聴解は予想通り、全問正解しました。


間違えた問題を1個共有しますね。


17.あの人の話はにわかには信じられない。
1.すぐには 2.完全には 3.すなおには 4.簡単には

「提供 日本語能力試験公式ウェブサイト(https://www.jlpt.jp/)」

「にわかには」と同じ意味の言葉はどれですか?


SASAYUは2.3.4で迷って、3を選びました。


答えは、、、

「1.すぐには」でした。


まじか、知らなかった。雰囲気で理解してた、、、

「にわかには」は「すぐには、急には」と同じ意味らしいです。

「にわかファンは」すぐに飛びつくミーハーなファンというところでしょうか、、、

うーん、よく聞くことばだけにくやしいですね、、、

みなさんはできましたか?


あとは、読解で4問間違えたのですが、新聞等の引用問題が多いのでここで共有するのは控えます。
ぜひ添付したURLを見てみてください。

https://www.jlpt.jp/samples/sample2018/pdf/N1R.pdf



いやあ~、N1レベル結構難しかったです。
N1レベルが論文や新聞を読むことができるレベルなんだなってことが肌でわかりました。


日本語教師の方は、自分でも一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。

N1に合格した外国人の方をとても尊敬します。


そしてレベルにかかわらず、今日JLPTを受験する学生の皆さん、
頑張ってください!!

ちなみにJLPTの公式Webサイトでは、2012年、2018年発行の公式問題集が無料でダウンロードできるので、ぜひダウンロードしてみてください。
ダウンロードの方法はYoutubeの動画内の後半で説明しているので、ぜひチェックしてください。


ではまた今度!!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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SASAYU


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