見出し画像

新年!

あけましておめでとうございます。
2023年が私にとっても皆さんにとってもより良い年に、そして変化する一年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、コロナと共存する生活があたりまえになってきている中、やはりビフォーコロナ(コロナ前)とウイズコロナ(コロナと共存する現在)では大きな違いがあり、コロナ以前に戻したほうがいいことやウイズコロナの新様式のほうが良いことなど様々ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

そんな折、昨年のテーマは「チャレンジ!」でしたが、実は年初に予定していたチャレンジは全くできないまま年が終わってしまいました。
しかし、達成感が無いあるいは幸せではない1年だったかというとそうでは無く、私の中では充実し幸せな1年となりました。
振り返りると、以下の3つの取り組みで達成感や充実感を味わいました。

日経コンピュータで短期連載が完了。そして新たな連載を開始!

まず最初は日経コンピュータでの連載です。
私のライフワークのひとつである「新規事業」についての連載を、日経BP社が発行している老舗のIT雑誌である日経コンピュータで、特集連載「突然『新規事業をやれ』と言われても怖くない!」として一昨年の4月より開始し、昨年3月に終了しました。(連載内容はコチラ→「突然『新規事業をやれ』と言われても怖くない!」
気が付けばなんと12回の連載となり、達成感もひとしおでした。

そして、終了したと同時に新たな連載を開始しました。
それが「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」という連載です。(連載内容はコチラ→「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」
ウイズコロナとなり、特にIT系の企業ではテレワークで業務をされる方が多いのですが、テレワークでの会議には課題もあります。
一方的な発表や、発表内容に対しての質疑であればテレワークのWeb会議でも大きな問題はないのですが、メンバー全員で議論してゼロからイチを作り出すような企画会議についてはWeb会議では成果を生み出すことは難しく、その結果、企業の成長の源泉ともなる新たな企画がテレワークを推進している企業では生まれ難くなっており、喫緊の課題とも言えるのです。
しかし、私は100%テレワーク環境下で新規事業の企画立案をおこなうMIXTIA(ミクスティア)というプロジェクトをコロナ前より運営しており、テレワークの企画会議で成果をあげるノウハウを保持していたのです。(MIXTIAの詳細はコチラ→「新規事業創出プロジェクト『MIXTIA』の話」
この新連載は、そのMIXTIAで培(つちか)い検証したノウハウをまとめたものになります。

実は、この新連載は当初予定していたものではなく、「突然『新規事業をやれ』と言われても怖くない!」の連載が終わったら、別に予定していた新たなチャレンジに取り組む予定にしていました。
しかし、(今もお世話になっている)日経BP社の編集Nさんと連載終了間際に会話する中で、「多くのテレワークを実施する企業が企画会議での課題を持つ中、その課題を解決するきっかけを提供することは社会的に価値ある取り組みではないか?」と打診され、当初予定していたチャレンジャブルな取り組みを実施するか、それとも新連載に取り組むか選択を迫られることになったのです。

過去の連載もそうですしコンサルティングもそうなのですが、「新規事業」や「営業リエンジニアリング」という特定分野でのノウハウ提供と成果の向上が私のフィールドとなっています。
しかし、この「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」の連載については、テレワークをされている企業全体を対象とし、広いターゲット層に対する内容のため、私としては大いなるチャレンジでした。
そこで、今多くの企業が抱える課題を解決する取り組みのほうが価値があり、より達成感も得られるのではないか?と考え、「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」の連載を開始することとしたのです。

そしてその結果、予想を超える反響をいただき、担当編集のNさんも「吉田さん、反響すごいんですよ!」と驚きつつ、一緒に達成感を味合わせていただくことができました。
まず、この「広いターゲット層に対して価値ある情報をご提供する」という連載を完遂させ成果を上げることができたのが、昨年の大きなチャレンジのひとつとなります。
なお、このチャレンジを完遂でき、そして大きな達成感を味わうことができたのは、担当編集のNさんのご支援あってこそです。この場をお借りしてNさんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。m(_ _)m

そして、日経コンピュータの連載では、昨年もう1つの大きなチャレンジも開始しました。
それが昨年10月から連載を開始し、今も連載中の「強みを生かすDX事業企画のつくり方」となります。(連載内容はコチラ→「強みを生かすDX事業企画のつくり方」
上の「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」の連載が終了に近づくころ、担当編集のNさんと会話する中で今注目を浴びる「DX」について話が出たのですが、私としては「DX」は特殊な内容では無く、新規事業やIT営業ではいわば必須ともいえる考え方である旨をお伝えしたところ、「DX」をテーマに新連載の企画を行うこととなったのです。

この新連載では、2つのチャレンジをしています。
1つは、タイトルにあり今取りだたされているDXを、最近出た特別な考え方ではなく、当たり前であり必須の考え方であることを具体的な実例を交えて説明し、より多くの方にDXの実現に向けて(SIerなどITベンダー側は顧客のDX実現のために)取り組んでいただくこと。
そしてもう1つは、事業企画で最初のハードルとなる「アイデアメーキング」をより詳細に解説し、事業企画に取り組み成果を上げていただく方をひとりでも増やすことです。
以前の連載「突然『新規事業をやれ』と言われても怖くない!」では、事業企画の全体のプロセスを解説するため、各プロセスの詳細の説明までは踏み込むことができませんでした。
特に事業企画の一番最初のプロセスである「アイデアメーキング」については、難易度が高いものの記事のボリュームは他のプロセスと同程度にせざるを得ず、その結果、読者の方より「アイデアメーキングについて詳細が知りたい」あるいは「アイデアメーキングの具体的な方法を教えてほしい」というお問い合わせをいただいていました。
そこで今回、DXをメインの柱としつつ、アイデアメーキングからビジネスモデル作成の部分を詳細に解説し、IT企業にお勤めの多くの方に価値ある情報をお届けする連載を開始したのです。

コンサルティング活動を本格再始動!

そして、続いてのチャレンジがコンサルティングの活動です。
コロナ前には、SIerやソフトハウスからの事業企画および事業立ち上げの支援依頼や、営業プロセスや営業体制の見直しなどの営業リエンジニアリングの依頼に対して、土日や平日の晩の時間を使って対応していました。
しかし、コロナ禍によるテレワーク(在宅勤務)となり、支援をするどころか私自身が在宅勤務によって精神的にダウンしてしまい、試行錯誤の結果なんとか復活したものの他社の支援ができるほどの余裕がなく、一旦コンサルティングの活動を休止していました。
ちなみに、在宅勤務による精神的なショックからの復活については、日経xTECH(日経クロステック)での短期連載「まさか自分が?コロナ禍の『在宅ショック』体験記」で記載していますので、ご興味ある方はご一読ください。(連載内容はコチラ→「まさか自分が?コロナ禍の『在宅ショック』体験記」

そんな中、上にある日経コンピュータでの「突然『新規事業をやれ』と言われても怖くない!」の連載をさせていただいたのですが、その記事を読まれた方からコンサルテーションの依頼をいくつかいただいたのです。
しかし、ウイズコロナのテレワーク環境下では、以前のようにリアルに打ち合わせをおこないながら進めていくことはできず、どうしようか迷ったのですが、その中の1社より切実なオファーをいただき、使命に燃えて引き受けることとしました。
お受けするにあたって、リアルなミーティングを中心としたコンサルテーションはできないため、考えたうえで編み出したのがのちの連載「企画立案がはかどるテレワーク会議の進め方」にもつながるMIXTIAのノウハウを利用したWebミーティングを中心とした事業企画コンサルテーションとなります。

このWebミーティングを中心とした事業企画コンサルテーションが、昨年取り組んだチャレンジの中のひとつであり、思った以上に成果を出すことができ大いなる達成感を味わうことができました。

「オススメMV」の連載がなんと100回に!

最後は、新たなチャレンジではなく、継続的な取り組みとなります。
それは、noteでの「オススメMV(MusicVideo)」の連載です。(連載内容はコチラ→「オススメMV(MusicVideo)」
なんと3年前の2020年7月から連載を開始した「オススメMV」ですが、昨年末の2022年12月に100回目を迎えることができました。
最初は毎週投稿していたのですが、日経コンピュータでの連載やコンサルティング活動を優先するため、最近は2週間に1回程度の投稿になっています。
しかし、ストックしている記事ネタは常に20~30はあるため、書きたくて書きたくて仕方がないのですが、優先順位付けせざるを得ず、何とか時間を作って書いているというのが実状です。
日経コンピュータでの連載やコンサルティング活動は、読者やクライアント企業での成果向上が私の楽しみですが、この「オススメMV」の連載は純粋に私自身の楽しみのための取り組みとなっています。
「このMVを視聴して、なぜ『スゴイ!』や『メチャクチャいい!』と感じるのだろうか?」という要因を深掘りし、その要素を分解して他のMVと関連付けてカテゴライズする...という何の生産性もない作業ですが、これが楽しくて仕方ないのです。

以上が昨年チャレンジし、あるいは継続した取り組みの中で、私が達成感を得た取り組みとなります。
もちろん私が在籍するウイングアーク1st社での業務も全力で取り組んでおり、結構夜中まで作業することもあるため、平日の晩はなかなか時間が取れないのが悩みどころではあります。
ちなみに、優先順位としては、
①ウイングアーク1stの業務
②日経コンピュータの連載
③コンサルティング活動
④オススメMVの連載
というところでしょうか。
それに加えて映画鑑賞や音楽鑑賞、読書も間に差し込んでいますが、優先順位の都合上、なかなか時間を取れないのが残念です。(特に映画については、コロナ前は年間100本以上観ていたのですが、なんと昨年は10数本しかみていません...)

今年のテーマは「深耕」!?

さて、最後になりましたが、今年のテーマは「深耕」です。
というと、チャレンジはしないのかと言うとそうではありません。
私の特性上変化やチャレンジは必須となるため、今年は大きなチャレンジを目指すのではなく、まずは昨年取り組んだ大きなチャレンジを継続し、より深い内容まで考察してまとめつつ、しっかりと成果を上げることに注力することにしたのです。

まず最初は、日経コンピュータの連載「強みを生かすDX事業企画のつくり方」でのより良い記事の提供と連載の完遂です。
この連載では、IT企業の皆さんのDXの取り組みを後押ししつつ、新規事業へ取り組むきっかけを作ることが目的ですので、今年はまずその目的達成に向けて全力で取り組みます。
今まさに連載中なのですが、メチャクチャ工数が掛かるだけでなく、「どう表現すれば多くの方が理解いただけるか」そして「実際に行動に移していただけるか」を考えるのが大変でありつつ楽しみでもあります。
何度も書き直し、場合によっては一度書いた内容を捨ててゼロから書き起こすこともありますが、最終的にいい原稿ができ読者からの反響があるとメチャクチャテンションがあがります。

そして次が、「コンサルティング活動」の軌道化です。
今オファーいただいているコンサルティングの活動で成果をあげることはもちろんですが、今年はWebミーティングで効率的にご支援する取り組みを軌道に乗せたいと考えています。
日経コンピュータの連載を読まれた方に加えて、以前コンサルティングでご支援し成果が出た企業からのご紹介も多く、1社でも多くの企業をご支援しつつ、コンサルティングメソッドをブラッシュアップし、私が直接ご支援しなくても自力で成果を上げていただく準備をおこないます。

最後は、「オススメMV」の継続です。
今年で4年目に突入する「オススメMV」の連載ですが、「ここまでやったら終わり」という目標がなく、この取り組みには終わりがありません。
なぜなら、毎日新たなMVがリリースされており、いわゆる「ネタ」がどんどん供給されているからです。
昨年後半に100回目が見え始めたころ、「100回で終わりにするか...」とも考えたのですが、「MusicViodeを視聴して個人的な価値観で評価し、その評価のプロセスや要因を分析し、他のMusicVideoと関連付けてカテゴライズする」という行為は、大げさに言うと私の中では新規事業と近しいレベルのライフワークになってしまっているのです。
そのため、工数と時間に限りはあるものの、「オススメMV」の連載は継続することにしました。

1年後、この3つの取り組みがどうなったのか?このnoteで発表する日が今から待ち遠しくてなりません。
ではまた1年後に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?