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学びはシェアして、より学びとなる。

昨日7/4に開催した「本家オリジナル!学びのシェア会 (つくり方解説付)」は、おかげさまで大変よい時間となりました。ご参加くださった方、シェア・紹介してくださった方、ご関心を寄せてくださった方、ありがとうございました。

すでに場をつくっている、場の運営メンバーである、という方々が、ご自身のこれまでの学びをふりかえりながら、新しく知るこの場から何かヒントをつかみたいとご参加くださっていました。

発表し合う場や勉強会などを主催したり、参加してみて、「教えるー教わる」「話す人ー聞いているだけの人」という分断が起きてしまうという経験を多くの方が持っていらっしゃることに驚きました。

全体からすれば、針に糸を通すようなごく少数の方々なのかもしれないですが、だからこそこの学びのシェア会の
・発表者だけでなく参加者も学び、参加者によって発表者も学ぶ。「相互作用」
・「真剣にやってみる」けれど、「正解を詰めない」や「途中の編集未完も歓迎」
に興味を寄せてくださったのかと思います。

・自然発生的に起こってくることを大切にしつつ、それは人生の経緯があって起こる。
・自然発生的に起こってきたことを「場」の視点をもって意図的に微調整をかけていく。
・作り方はお伝えしているけれども、現れ方は一人ひとりの「切実さ」や「心地良さ」によって変わっていく(それが醍醐味!)

といったようなことが、今わたしの中に残っています。

今回の場の準備を通じて、何度も「学び」の瞬間が訪れ、もちろん「本番」でもあり、これからレポートを書くときにもまた学びがありました。そして一晩寝て起きて、気づいたことが湧いてきています。

これぞ学びのシェア!何度も学べる!一生遊べる!
わたしたちが学びのシェア会で合言葉にしていた、
学びはシェアして、より学びとなる。
をあらためて実感しているところです。


「学び」という言葉に思わず身構えてしまうという方もいらっしゃると思います。他の言葉で言い換えることもあると思うのですが、やはり「学び」としか言いようがない根源的なものが、人にはあるとわたしは感じています。他の言葉では言い得ない、大切なニーズです。

学校的社会の構造や社会通念の中で、「学び」の自由さが損なわれているのは残念なことです。一生学び続けることのおもしろさや豊かさを、学びのシェア会を通じて得られたことは、わたしにとってかけがえのない経験でした。この学びの一端を参加された方にお伝えできたことは、わたしにとって大変有り難いことでした。

こういった場は、体験していただくのが本来は良いのですが、学びのシェア会のメンバーにはそれぞれに活動があり、「この場の型の普及に賭けている!」というわけではないため、何度も開催するのは難しい。

けれどもやっぱり「みんなにやってほしい!」という気持ちがある。そこで、今回の内容をまとめ、加筆したものをデジタル書籍か何かで、よりシェア可能な形にできたら、と計画しています。あれも入れればよかった、これも入れればよかったという反省は、その中に生かしていけたらと思います。

きみトリプロジェクトの活動の一環としても、「学びのシェア会のつくり方」はおすすめしたいものなので、今後の活動にご注目いただけたらうれしいです。

長くなりましたが、一旦の終了後の所感でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
(舟之川)


今後のお知らせです。

●2021/7/16(金)14:00〜16:00 Zoom 参加費無料
【やってみたらわかった!クラウドファンディングで市民が本を出すということ】
出版のためのクラウドファンディングの経験と学びを本日登壇した3名がシェアします。トークと質疑応答で進めます。クラウドファンディングに興味ある方はぜひ。ご紹介も大歓迎です。「どこまでも学びをシェアしたいわたしたち」を見にきてください!


●2021/7/8(木)夜、7/18(日)午後 Zoom
【映画・書籍『沈没家族』を手掛かりに、自分なりの「かぞくのトリセツ」を考える対話会】
高橋ライチによる、映画または本の感想を話しながら、自分のためのかぞくのトリセツ(取扱説明書)について考える対話の場です。


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