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もしも私が自身のnoteアカウントの編集長だったら①#20



毎日noteを書いていると、日々テーマを考え、構成を作り上げ、完成まで落とし込む作業の繰り返し。
まるで編集長になったような感覚というのが一番しっくりくる。


と、いうわけで、今日は、私が日々書いているnoteアカウントをメディアとし、私が編集長だったら、という設定で、日々noteと向き合う姿勢を紹介する。


私の心の中には、日々思考や感情を生み出す複数人の「私」がいる。そんな彼女たちは、編集長の元で働く「私クリエイター」と呼ばれる。それらを1つにまとめて毎日記事にするのが、編集長である私の仕事。


そんな想定で、私自身のリアリティを交えながら小説チックにお届けする連載を始めてみる。



今日はどんなテーマで書こうか。tips系のnoteが増えてきたから、内面と向き合う系のnoteを書こうか。


私は、「まなえもん@童心にかえるライター」というメディアの編集長。毎日記事を投稿するメディアだ。私の下には、数名の「私クリエイター」たちが働いている。彼女らと日々対話して、記事を決めて、書く。


編集長の私は日中は別の仕事で忙しい。どうやら編集長の方が副業らしく、日中は別の出版社で下っ端編集者をしているらしい。昼間は下っ端、夜はリーダー的存在。昼夜で立場のギャップがありすぎる編集長は、少し戸惑うことも。


そんなわけで、編集長と社員の「私クリエイター」が集まる会議は毎日21時頃となる。編集長はあまり効率良く仕事ができないので、残業しがち。遅いと22時くらいになることも。よく編集長になれたもんだ。


「私クリエイター」たちは、その日生まれた感情や思考を持ち寄って、夜の会議に挑む。そして、編集長を中心に案をまとめ、記事を完成させる。日付が変わるまでの締め切りに。日刊に配属されてしまったことを恨む「私クリエイター」もいる。でも、メディア系の仕事は基本余裕がないものだと思って、やるしかない。


でも、編集長自身、このとっ散らかった「私クリエイター」たちの突飛な発想をどうまとめあげるかに、心底やりがいを感じている。編集長は全ての「私クリエイター」を心から尊敬し、心から愛を持って接しているからだ。


「私クリエイター」たちは終日同じ場所で同じ時間過ごしているはずなのに、人によってポジティブな感情、ネガティブな感情、どこから思い付いたのかよくわからない感情を持ってくることがある。そんな多様さが「私」クリエイターたちのいいところであるが、まとまりがなく編集長が困ることもある。


日付が変わるギリギリまで、編集長も、「私クリエイター」たちも、全員が納得いくまで、みんなで一丸となって作り続ける。チームワークは総じて良い。


社員の1人、ネガティブ感情を頻繁にアイディアとして持ってくる「私クリエイター」がいる。持ってくる案は誰よりも多いものの、彼女の案は残念なことに採用されにくい。が、ネガティブ感情に通づる決意も一緒に持ってこれたら、記事企画として成立するし、むしろポジティブ感情だけを持ってくる「私クリエイター」よりも、味のある記事になることもある。可能性のある人材だ。


編集長の私はこういったネガティブ感情のアイディアは大歓迎だ。最初から芽が出なくても、自分のやりたいと思ったことに懸命に向き合う彼女は、きっといつか頑張った日々が糧になる。いつか芽が出ると信じて。

(最初書いていたらネガティブばかりになっていたけれど、決意も加えて味のある記事になった例も。)



【編集長の編集後記】


毎日note30日チャレンジ、20/30まできた。今日、突如として始まった「もしも私が編集長だったらシリーズ」


実を言うと、全然別のテーマで記事を書く予定だったのに、今日は「私クリエイター」たちがいつも以上に突飛なアイディアを炸裂し、書き進める途中で急遽新しい企画が生まれ、内容変更になったんだとか。


日頃リアリティばかり書いている私としては、このようなファンタジーな文章を書いて編集するのは初めてだった。(実際には私のリアルをファンタジーっぽくしているだけだけど)


「もしも私が編集長だったらシリーズ」はマガジンにでもしようかと思う。不定期連載となるが、第二回目も近々4月中にやる予定だ。
次回は、私クリエイターが集まる会議の様子をお届けする。



今日はなかなかなアイディアが浮かんでしまった。

毎日書いていると、こういう予想外のことにも出会えて面白い。


後編はこちら↓(4月21日更新)


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