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高さ10mの巨大なバンブルビー!、Giants of Ironに行ってきた話。

時は遡ること9月7日。ライプツィヒで催されたGiants of Ironという展示イベントに行ってきた。子供から大人まで楽しめる内容だったので、今更ながらに紹介。

Giants of Ironとの出合い

8月末から、街の至る所にトランスフォーマーのバンブルビーが写った広告ポスターが貼ってあった。どんなイベントなのかと少し調べてみると、こんな売り文句を発見。

「Unsere größten Figuren bestehen aus über 2500 Einzelteilen und erreichen eine beeindruckende Höhe von 10 Metern!」
(最も大きなフィギュアは2500以上のパーツからなり、高さは10メートルを超えます!)

高さ10メートルのオートボット(味方側のロボットたち)が見れるだと!!これはバンブルビーファン(自称)としては行くしかないと心に誓う。

チケット料金と日程は?

チケットの買い方
はてさてチケットだが、公式サイトで販売していると知ったのは、悲しくも別のチケットサイトで購入した後だった。もし行きたい人はより安い公式サイトでの購入を強くおススメする。
Giants of Iron - Transformers & Superhelden Erlebnisausstellung (giants-of-iron.de)

チケットの値段・・・子ども/15ユーロ 大人 /  20ユーロ (曜日で多少変動)
木曜日と金曜日は家族の日で大人も子供料金とのこと!
日程・・・ライプツィヒ(10月1日まで)終了
ハンブルク(10月14日-11月12日まで)

Giants of Ironの見どころ① 色々なパーツで作られた展示物たち!

イベント当日は印刷したチケットを手に、家から自転車を走らせること20分。会場であるKohlrabizirkus(サーカス)の大きなテントが見えてきた。

入口にはバンブルビーとオプティマスプライムが待ち構える!

チケットを受付の強面なお姉さんに見せると、数字の書かれた整理券を渡され、そのまま中へ。平日の14時だったこともあり、家族連れがまばらにいるだけで、それほど混んでいなかった。
サーカスのテントの中は色鮮やかな照明に照らされていて、いきなり大きなロボットが!

入口からいきなりアイアンマン!

まさかのアイアンマン!。てっきりトランスフォーマー展的なのかと思っていたので、これは予想外(笑)。右の立て札には、「高さ3メートル、270のパーツで構成、制作時間およそ200時間」と作品の説明さらに「部品はスクラップや駆動ギア、廃車から集められています」とのこと。いろんなメカのパーツを集めて、このクオリティはすごい!

4mのバンブルビー!暗闇の中、緑の目が光る!

ワクワクしながら先に進むと、こちらも同じく廃棄パーツなどで作られたバンブルビーが出現。よく見ると、様々な使い古された部品などが所々にはめ込まれていて、もはやアート作品に近い印象を受けた。

Giants of Ironの見どころ② 目玉の10m級ロボットが登場!

そのほかにも、「トランスフォーマー」の映画で登場したミニロボットや、刀を使う侍ロボなどをスマホでバシバシ写真を撮りながら歩き回った。その後、中央の広いスペースへ行くと、ついに巨大なロボットたちと対面。

おばちゃんとのツーショットで、この大きさが伝われ!(笑)

真正面には巨大なバンブルビー、その左には同サイズのオプティマス・プライムがそびえ立つ!調べたら映画版のバンブルビーは高さ5mほどなので、その2倍の大きさ。今にも動き出しそうなほどの迫力で、隣にいた子と同様に、大人の自分も目が釘付け。やっぱり巨大ロボは男の子のロマン!

Giants of Ironの見どころ③ 最後は”スパイダーショー”で閉幕!

30分ほど見て回った後、「めっちゃ写真撮ったし、そろそろ帰ろうかな」と思っていると、「次のショーは15時から始まるらしいわよ」と近くにいた家族が話していた。ふむふむ、お金も払ったし見ない手はない。「広場にてショーが始まります」とのアナウンスに促されて向かうと、どこにそんな人がいたのかというほどの人だかりができていた。

そして盛大な音楽とともに、ショーがスタート。マイクを持った女性のキャストが名前を呼ぶと煙が吹き上がり、ロボットが体を左右に動かす。子どもたちから黄色い歓声があがる。「まあ流石に子ども向けのショーだよなー」と見ていると、最後に「あんなところにスパイダーマンが!」とキャストが観客の背後を指さした。観客全員が顔を向けると、スポットライトに照らされたスパイダーマンの姿が。

ショーの最後は、まさかまさかの綱渡り!

「Spider-Man, Spider-Man…」のテーマソングとともに、突如、綱渡りを披露するスパイダーマン。人生初の綱渡りを目にし、思わず息をのむほど見入ってしまった。サーカス団員の方だろうが、「命綱が見えないけど、バランスとれるのすごいなぁ!」と感動する自分。2往復したのち、最後は綱の上で縄跳びまで成功させ、惜しみない拍手でショーは幕を閉じた。

実際に行ってみた感想!

大きなバンブルビーたちを見たいとの思いで行った展示会だったが、良い意味で期待を裏切られた。ただ、思ったより展示物は少なくクオリティーも十人十色なので、親子連れでなければ少し物足りないかもしれない。10月からハンブルクで開催されるので、ロボット好きやお子さんがいる方々、もし機会があれば行ってみては!
自分は綱渡りを見て、今度は本場のサーカスを観に行きたくなった(笑)

それでは、Auf Wiedersehen!(さようなら!)


ドイツ語解説
≪名詞≫
das/der Einzelteil (-e)・・・(個々の)部品、(機械の)パーツ
der Zirkus (-kusse)・・・サーカス
≪形容詞≫
beeindruckend・・・強い印象を与える

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