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ライプツィヒでワーホリビザを取得するまで

無事に現地で申請したWorking-Holiday Visumもといワーホリビザが下り、堂々とドイツに滞在できるようになった。今回は、その4つの手順取得までにかかった日数をドイツ(ライプツィヒ)に来たい人達のために、簡単に書いておく。
(個人的には志望動機とか書かなくて良かったので、現地申請の方が楽だった)

現地でワーホリビザを申請した経緯

ワーキングホリデー・ビザ - ドイツ外務省 (diplo.de)
ワーホリビザとは「人生で1回きり(31歳まで)、最長1年間の仕事(Working)と休暇(Holiday)のためのビザ」のこと。

恐らく多くの人が渡航する前に、日本で申請したり、海外保険に加入したり、偉い人だと住居なんかもすでに決めてたりするはず。

自分は仕事を辞めた後、引っ越しやらで忙しく「ワーホリビザ申請せんとな」と思ったのが渡航の1ヵ月前。「ワーホリビザ ドイツ 申請」と調べると、どうやら必要書類と事前予約が必要らしい。早速、東京のドイツ大使館の予約ページに行くと予約日が1日も出てこない。さらに調べてわかったのが、「ドイツ大使館は人気店すぎて、予約が中々取れない」とのことだった。結局、ビザなしで渡航することに。(ワーホリに行く人は早めの準備を!)

さてここからが現地の申請ですが、完全にドイツ語(英語)なので、もし分からない場合は翻訳サイトを使用するか、知り合いのドイツ人に手伝ってもらうのがおすすめ。※ライプツィヒでの申請なので、他の州や街だと違う可能性あり

手順① 申し込み編(7月6日)

まずはライプツィヒのワーホリ申請のサイトへ。
Aufenthaltserlaubnis für Working-Holiday und Youth-Mobility-Program beantragen - Stadt Leipzig
申請方法はオンラインか郵送の2択。(郵送は必要な書類をDLし、記入して郵送する)

申請に必要なもの
・パスポート
・入国ビザ(観光ビザのスタンプでOK)
・扶養家族がいないことの証明書(Wordで作成すればOK)
・銀行口座の残高証明(日本の口座でOK)
・保険の証明書(DR.WALTERがおすすめ)
・住居の契約書(自分は家主である彼女に書いてもらったが、賃貸なら大家に書いてもらう必要あり)

自分はオンラインでひとまず、基本情報や証明書をアップロードした。

赤枠の「Onlineformular」をクリック

ビザに必要な情報の記入に加え、銀行口座や保険の写真をアップロードできる。また、上記以外にも大学の卒業証明書語学試験の証明書などもアップロードできるので、持っている人は送っといた方がいい。
このオンライン申請がAusländerbehörde(ビザを受け取りに行く外国人局)に行くTermin(予約)にもなる。予約完了メールが届いたらOK。この手続きをしたのが、7月6日

手順② 仮ビザ的なのとTerminの手紙が届く(8月2日)

サイトに書いてあるが、申請から返事まで4週間ほどかかるとのことで、しばらく待てど暮らせど音沙汰がなかった。予約日の手紙が届いたのは、8月2日のこと。仮ビザ的なのも同封されていた(法的効果があるかは不明)が、面会日はさらに4週間後の8月25日。しかも時間も指定される。

手順③ いざ外国人局へ!(8月25日)

「志望動機とか聞かれたらどうしよう」、「残高少ないけどいけた?」といった不安を抱えつつ、送られてきた手紙とパスポート、そしてパスポート用の写真(biometrisches Passbild)を手に外国人局へ。
ちなみに日本人はなんと手数料がkostenlos(無料)である!!公式サイトに”Japanische Staatsangehörige sind von der Bearbeitungsgebühr befreit.” (日本国籍の方は手数料が無料です。)
との文言が書いてある。先人たちに感謝。

通常93ユーロ~113ユーロかかるが、なんとタダ!

外国人局では、自分の番号が呼ばれるまで待合室で待機。緊張しつつ呼ばれた部屋へ向かうと、担当はまさかの白髪のおばあちゃん。
とりあえず笑顔で挨拶し、書類と写真を渡す。するとパソコンで手続きしてくれ、特に質問等もなく、あっさり紙のビザをくれた。

担当のおばあちゃん・・・「これであんたのビザはベルリンの管理局に登録されたから。滞在許可証(カード)は10月に取りに来てもらうんだけど、準備できたら9月に必要なパスワードをメールで送るから、メアド教えてちょ」

アドレスを伝えて、最後に親指の指紋を取る。カードの受け取りは面会ではなく、Abholstationという配達ボックスみたいなのに入れられる。それを開けるために、パスコードと親指の指紋が必要とのこと。

手順④ Abholstationでカードの受け取り(9月21日)

外国人局でのやり取りから約1か月後、メールが届いた。「10月中に受け取り」だったはずだが、メールには「1週間以内に取りに来ないと、外国人局の受付での受け取りになります」と書いてあるので、早速受け取りへ。
Abholstationは外国人局の裏口の横に設置してあるので、そこでパスワードと親指を使い、無事に滞在カードの受け取りが完了。

申請から受け取りまでにかかった日数

まとめてみると、申請から実際にカードを受け取るまで約3ヵ月かかった。ただ、ビザの有効期限は7月25日からになっているので、その時点でビザ自体は有効だったのかもしれない。

現地でビザが下りるか不安・・・という人達は必要な書類の準備と手続きをすれば、時間はかかるが現地でも申請可能なので、少しでも参考にしてもらえたら嬉しい。それではまた!


ドイツ語解説
die Ausländerbehörde・・・外国人局
ビザの申請などを行う場所です。大体どこも予約が必要。
der Termin(-e)・・・予約、期日、期限
約束がある時なんかも、”Ich habe heute einen Termin mit meiner Freundin.”(今日は彼女と約束があるんだ)とか言います。
kostenlos・・・無料
ドイツに行くなら最初に覚えておきたい単語です。

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