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フレッシュパスタに魅せられて(pasta fresca)

シチリアではナス(Melanzana)が主役,名脇役はケッパー

イタリアもナスは良く食べられています。特にシチリア料理では
ナスが大活躍。
いろいろな料理にナスが。
・ナスのオーブン焼き(Melanzane al forno)
・ナスのスパゲッティ(Spaghetti con Melanzane)
・ナスのトラパーニ風(Melanzane alla Trapanese)などなど…

中でもナスが主役の”カポナータ“(Caponata)
たかが、野菜のごった煮、家のおかずと侮るなかれ。
多民族都市、シチリアの哀愁が感じられますよ。
ひんやり冷えた甘酸っぱい揚げナスでワインが進み過ぎ!
作り方はいたって簡単
①   塩をしたナスを洗ってしっかり水切り
②   ナスを揚げる
③   セロリも炒める
④   干しブドウ、赤ワインビネガー、グリーンオリーブなどを加えてひと煮たち。一晩ヒンヤリ寝かせるともう”口中至福”
名脇役の隠し味は”塩漬けのケッパー“(Capperi sorro sale)。
水で塩抜きして混ぜこむ。
瓶詰のケッパーはNG!(このケッパーが決め手だったとは!)
コロナの4年前にシチリアパレルモで二人から習ったカポナータは
それぞれが家に伝わるマンマ直伝。
それ以来、日本では残念ながら私の少ない食体験の昨今、
まだシチリアのカポナータには出会っていません。
来年また、シチリアに行こう!(Tornero'a visitare la Sicilia!)

ところで、前回の食べ物屋さんの続きです
“小さなパスタ屋さん”の開業をどうして勧めるのでしょうか❓
理由は単純明快。

これこれ

パスタ屋は大阪流の”粉モノ屋“さん。
”パスタ屋さん”をB級グルメと捉えれば、気が楽でしょ。
選択肢の多様性はあの保守的なイタリアの食べ物さんにも来ていますよ。
B級グルメ大いに結構、商いは儲けてなんぼ。まず生き残る事!
粉もん屋さん真面目に頑張れば、まずハズレマセン。。。
では、次の一手は❓ それはまた近々に。

焼きナスも肴に
こんな食材を使って
ワインビネガーが美味しい


オリーブの実もたっぷり
オリーブもザクザク切ってセロリと炒めるだけ
ケッパーの塩抜き、このひと手間が決めて

次はまた

私も生真面目に習って来ました
元気いっぱいナスミー君 
がんばるで


 
 

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