見出し画像

「ネイルのサブスク」3年目がスタートしました。

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
新年早々、心痛ましいことが続いております。
早い復旧を祈りながら今年も社会の役に立てるよう、頑張っていこうと思う一年の始まりとなりました。
新年一回目のnoteは弊社の看板サービスでもあるネイルのサブスクについて綴りたいと思います。
リリースしたばかりの時のnoteはこちらです↓

ネイルのサブスクは2022年5月より販売開始し、年間パスポートから始め、月額プラン、ジェルネイルメニュー、パックやマッサージのサブスク・・など徐々にサービスの形や種類を増やしており累計で年間パスポート286名、月額プランのご契約は110名の方にご利用頂いております。

せっかちな女社長が考えるからこそ、生み出せるサービス。
毎日パズルのようなスケジュールをこなす女性にはまるサービスを、と始めたものの、こんなにも多くの方にご支持いただけるとは思っていませんでした。

先月後半は久しぶりに毎日のようにネイリストとしてサロンワークをさせて頂き多くのお客様とお話することができました。
サブスクサービスの感想やリクエスト、時間の使い方がこう変わりましたとかネイルをすることでの周りの方の反応などなど。
「このようなサービスを作っていただきありがとうございます!」
そうお客様から言っていただけることは、経営者冥利に尽きますし、本当に嬉しかったです。
生のお声の中で多くのヒントを得、3年目となる今年は私たちサービス業の根底の根底でもあるお客様満足度に例年以上にとことんこだわる一年にしたいと思っております。

①お客様からのご意見を集める


サブスク会員様はもちろん、会員でない方や検討されている方を対象に年に2回ほどアンケートにご協力頂いております。
内容は、サービスの満足度や不満に感じられていること、今後期待することなどの内容。
提供する側の一方通行ではなく、受け取って頂く側のニーズに合っているのか、お客様が本当に求めているものは何なのか、再確認を行う大切な機会です。
前回のアンケート結果としては
◎サブスクで満足していること
爪がいつもキレイな状態。
←これは料金・施術時間を差し置いて一番多い回答でした。嬉しい!!!
・価格がお手頃
・施術時間が短いこと
◎改善してほしいこと
・価格が高い
・カラーバリエーションが少ない
・店舗数、予約可能時間を広げてほしい
などのご意見がありました。

②満足度を上げるためにバージョンアップする内容


物価高騰が続く中で、弊社のサービス価格、サブスク料金も2月より上げさせて頂きます。
価格を据え置きさせることも企業努力のひとつだと思い、しばらく踏ん張っておりましたが、価格据え置きにすることだけがお客様満足に直結する訳ではないという気付きと社員の給与にも反映させたい思いもあり、今回の値上げに至りました。
値上げを納得頂けるよう、より一層サービスの拡充と質を上げることに焦点を当てていかねばなりません。
料金が上がっても、通い続けてもらえるサービスを提供する。
まずは以下内容をバージョンアップします。

1)カラーバリエーションを20色→30色


サブスクの内容はケアかジェルポリシュです。
ジェルポリッシュはジェルのように爪に負担をかけないものではありますが、何せカラーバリエーションが乏しい。
刷毛で塗るタイプのジェルなので通常のコンテナ型ジェルカラーのように混ぜることはできず、どうやって増やそうかなと考えていたところ、スタッフが1回目に塗る色と2回目に塗る色を組み合わせて、新しいバリエーションをどんどん生み出してくれました。


着々と色を増やしてくれ、いまは約30色のバリエーションがあります。
お客様からは「通い放題だからこそ、色々な色にチャレンジできて楽しい」と言って頂くことも多く、毎月通って頂いている方にはをとても喜んでいただいています!

②駅チカスペースの可能性


今月より、マニネイル本部としてお借りしているシェアオフィスの一角でサービスを受付することにしました。
店舗のような落ち着いた空間ではありませんが、オフィスならではの駅からとの30秒という立地の良さ。


まさに弊社のサブスクが目指す、スキマ時間のネイルが実現しそうで、顧客様からもご期待のご意見をたくさん頂いています。
オフィススペース内でのネイルのサブスクが実現すると、今後は小スペースでの展開も広がりやすそうだな~・・と目論んでおります。
話は少し逸れますが、駅ナカにある靴の修理屋さんやキヨスクスぺ―スのように、ネイルサロンを展開できればいいな~・・とずっと妄想はしております。
スキマ時間・場所需要、ネイルは大ありです!!

3)予約可能時間の拡充


労働集約型であるサービス業である以上、お客様満足度と、社員の働きやすさは必ずしも比例しない、ということを認めざるを得ません。
コロナ禍をいいことに「9時~18時(一部20時まで)営業時間・日祝定休」で成り立っていた弊社もやはりアフターコロナで世の流れが戻り、圧倒的に東京の店舗は夜の営業時間リクエストが増えました。
1月より夜の受付枠の増枠、2月より東京エリアは(関西エリアは今も祝日営業)祝日も営業致します。
更には今年出店予定の店舗は入居するテナント施設のルール上、日曜営業もすることになり、弊社としても営業時間と働きやすさのバランスについて試行錯誤していく一年になりそうです。

③サブスクリプションサービスの価値とは


お手軽だし通いやすいし、契約しよう!と思って契約いただいたお客様にサービスを満足していただくことは大前提。
会員になって頂いたあとに、「どんどん通いやすくなる」「飽きない」「サービスが充実していく」そして「自分の生活が豊かになった」と思ってもらえるサービスに展開していく責任があります。
それがサブスクリプションの価値なんだなと日々考えています。
爪先の美はもちろん、サービス提供の先のお客様の暮らしはどう潤うのかな。
そんなことを想像できるサービス業ってやっぱり本当に楽しいです。
時間の使い方・ネイルサロンでのお喋り・通う習慣・キレイを保てることの美意識・・
お客様にとってネイルの価値はそれぞれだと思いますが、サービスの価値について深堀りをスタッフと共に行っていきたいです。
サブスクサービスでよく頂くご意見としては
◎今までネイルに2時間かけていたけど月2回来て1回30分で終わり、時間の使い方が変わった!
→子供や家族との時間が増えた。新しいことをスタートできた。
◎ネイルケアを続けられなかったけど習慣になった。
→いつもキレイにしている人、とのことで周りの印象がUPした。
◎リモートワークで一人暮らし、誰とも話さない日もある。
→30分ってちょうどよいお喋り時間でリフレッシュになる。
◎爪が少しでも伸びると気になる。
→ネイルサロンで整えてもらえる習慣ができた。

提供するサービスの先に、幸せな人が増えることを願って。
今年も一年、スタッフ一同頑張ります。どうぞ宜しくお願い致します。



久賀田有紀

株式会社マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会代表理事
教員からネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。
ネイルサロン6店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?