私たち夫婦は、少し前に結婚式を挙げました。

ありがたいことに、ご列席いただいた皆様には本当にご好評いただきまして。

「今までの結婚式の中でも一番良かった」
「笑いあり涙ありで最高だった」
「自分の娘の結婚式の時には参考にさせていただきます」

等、本当にお褒めの言葉をたくさんいただきました。

私たち当事者にそんな悪いことなんか言わない、みんなお世辞でも良かったって言うでしょうって思っていたんだけど、両親や旦那家族にも話を聞いたところ、ゲストの皆さんが本当にみんなめちゃくちゃ良かったと本心で褒めてくれているとのことで。あまりにも良すぎて家にまできて感想を伝えてくれた方もいらっしゃったそうな。笑

頑張って準備した甲斐があったなと、結婚式をして良かったなぁと、
今でも心がほくほくしています。

そんな私が、これから結婚式を挙げようとしている夫婦にアドバイスできること。てかアドバイスしたいこと。

どこにどうお金をかけるかということである。

経験済みの方、準備中の方ならわかると思うけど、
結婚式って本当に何をするにもお金が必要です。

花一つ、飾り一つ、動画一つ、何をどうやってもお金がかかる。

好き放題するとどこまでも費用が高くなっていくので、
どこにどうお金を使うかが最も大事だと痛感しました。

結婚式を終えた私が今、

「どこにお金を使うべきですか？？？」

と聞かれたとすると、もう答えは一択である。

料理。

料理ですみなさん。

ぜっっっっっっったいに料理にはお金をかけたほうがいいです。

実際私たちの結婚式では、料理に対する感想がダントツで多かったです。

「本当に料理が美味しかった」
「今までの結婚式の中でも一番だった」
「ゲストのみんなに気を配ってくれていることがわかった」

など、ぜっっっっっっっっったい料理の味は結婚式のクオリティに関わってきます。

もしも予算が決まっているのであれば、
真っ先に料理の予算を確保したほうがいい。
ちゃんと下見の時にホテルの料理を試食させてもらったほうがいい。

着たいドレスがあって、それにお金がかかってしまったから料理のランクを一つ落とそうかな・・・なんてことは

絶対やめたほうがいい。

ちょっとアレかもしれないけれど、
料理のランクをあげる代わりにドレスを少しお手頃なものにするというくらいしてもいいくらい、料理は本当に大事なのである。

料理とは、おもてなしだから。

私たち夫婦が結婚式を準備するにあたってブレなかったのは。

「私たちのためではなく、ゲストのためのパーティーにすること」

でした。

私がどんなドレスを着たいか、どんな演出で登場したいかなんて二の次で、
常に、「どうやったらゲストが喜んでくれるのか」という視点から全ての物事を決めていきました。

ドレスに夢を持つのはいいし、本当に着たいドレスがあるのであれば、着ればいいとは思うんだけど、だからといって、来てくれるゲストをないがしろにするのは良くないと私は思うのです。

お祝いにかけつくてくださったからこそ、
最高のおもてなしを。

かといって私たちは最高ランクの食事にしたわけでもありません。

最高ランクのものは、もう伊勢海老にフォアグラにキャビアにとまぁもう豪華さは伝わるのだけれど、ゲストが恐縮しそうで、かつフォアグラやキャビアを食べれないという人もある程度いることも考え、「ちょっと豪華なディナーコース」をテーマに決めました。

恐縮させることなく、でも美味しいご飯を食べてもらうということも心配りの一つ。

どんなWEBサイトを見ても、インスタグラムを見ても、料理はケチらないこと！！！！と書かれているから、お前もその答えかよと思われたかもしれないけれど。笑

でも実際のところ、「料理にお金をかける」ということは、さっきもお伝えした通り、「ゲストを最高の形でお迎えすること」ということなのだと思う。

ゲストの皆さんは、私たちのために祝儀を用意して、予定をあけて、交通費を払ってかけつけてくれて、私たちの幸せな姿に拍手を送って、おめでとうと声をかけてくれる。

こんな大切でありがたいゲストを、ないがしろにするなんてあまりにも失礼ではないかと私は思うのです。

もし料理に迷っていて、「これでも十分じゃない？？？」って思っている方がいれば、「これでも十分」ではなく、「これなら十分」で選んで欲しい。

料理にお金をかけると、結果、ゲストの幸せな感想という形で私たちの元にかけがえのない形で返ってくるから、是非是非料理を再検討してみてくださいな。

まにょ。