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【ただいま!!】英語力が低すぎる私たち夫婦の新婚旅行:ハワイ


皆さんこんにちは!こんばんは!!お久しぶりですまにょです!!!!!

少しの間お休みをいただいて、ハネムーンに行ってまいりました〜!!!!
行き先はハワイ!!わたくしまにょ初めてのハワイです。


夫はハネムーンに行き先について全く希望がなくて、「まにょちゃんの好きなところでいいよ(๑╹ω╹๑ )」と丸投げでした。中には丸投げを嫌がる方もいるかもしれないですが、私にとってはラッキーでした。


「アウラニディズニーに行きたいのでハワイでお願いします」

「オッケー(๑╹ω╹๑ )」


そんなこんなで決まったハワイ旅行。

日程は7泊9日。


私にはとっても不安なことがありました。

それは、

私の壊滅的な英語レベルでハワイを生き抜くことができるのか。

です。

もうね、わたくしまにょ全く英語ができません。まぁ高校まではそれなりにちゃんとした成績撮ってきたので基本的な文法自体は大まかには理解してるんですけど、思ったことを文章化して口に出すことができません。なぜかリスニングだけは得意で、聞き取りの方はなんとなくできます。といっても海外旅行に行って聞き取れるのは20%くらいです。聞き取れたとしてもその返事ができません。全く役に立たない知識と化しています。

今まで海外に行く時はなんやかんやちょろっと英語を話せる友人や妹と一緒だったので、ノンストレスで海外旅行を楽しむことができていました。



だがしかし今回は夫です。

夫の英語力が鍵となります。


「英語話せる?」

「ううん全く(๑╹ω╹๑ )」


困りました。


ですが夫は社内旅行で2回もハワイに行ったことがあるというではありませんか。


「まぁツアーだったからね(๑╹ω╹๑ )全部バスで移動できたし何も困らなかったね(๑╹ω╹๑ )」

「でもご飯の注文とかは?」

「あ〜(๑╹ω╹๑ )・・・・・・まぁなんとかなるよ(๑╹ω╹๑ )」


恐ろしいほどの不安と共に日本を発ちました。

飛行機の機内サービスで、

「何か飲み物はいりますか?」とスタッフさんが英語で声をかけてくれました。


「まにょちゃん何飲む?(๑╹ω╹๑ )」

「コーラがいい。」

「コーラ(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!!!!!!」


外国ではコーラをコゥクと発音することを知っているまにょ。堂々とコーラ(๑╹ω╹๑ )!!!!!!という夫を見てほっこりしました。と共にさらに焦りました。

そして無事にホノルル空港へ到着。


入国審査の際は「なんのために来たのか(旅行とか仕事とか)」、「何日いるのか」くらいしか聞かれないと思っていたのですが・・・・・。


「ン〜〜〜〜〜〜????ニコニコ」と、柔らかい笑みを浮かべて私たち夫婦を見つめる入国審査のおじさま。とっても優しい笑顔です。

ですが、え・・・・・・何・・・・・・何この笑顔とこの間・・・・・・?!?!?!?!とキョドる私。何?!?!なんか怪しい人やと思われてる・・・・・・・?!?!なんて焦っていると、


「・・・・・・honeymoon?????ニコニコ」


いぇ、YES!!!!!!!!!!!



思わず笑顔で答えてしまいました。どうやら私たちが来ているおそろいのTシャツを見て気づいてくださったようです。


「Congratulations!!!!!!ニコニコニコニコニコ」

「せんきゅー❤️」

こうして入国審査の場所で祝ってくれることに嬉しくなって、ニコニコニコニコしていた私。そんな私の隣で夫はいいました。



「ねぇねぇ、最初なんて言われたの(๑╹ω╹๑ )??????」





・・・・・・・は、ハネムーンを聞き取れなかっただと?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


大焦り。大焦りですよ。いくら現地の方がハネムーンをハァニムゥン的な感じで発音するといっても、なんとなくハネムーンって聞き取れないか?!?!?!聞き取れないか?!?!?!??!?!?!


「あ、ハネムーンか(๑╹ω╹๑ )!!!まにょちゃんすごいね喋れてんじゃん(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!!!!!!!!!」


私が喋ったのはイェスとサンキューだけやがな。



やばい・・・・・やばいぞ・・・・・・これはやばいかもしれん・・・・・・・


そんな大焦りの私をよそに、質問は続きます。

「なんの仕事してるん????(英語)」

し・・・仕事・・・・・・?!?!?!こんなことも聞かれるのか・・・・・?!?!?!と大焦りの私。

隣の夫を見ると、



(๑╹ω╹๑ )




絶対聞き取れてないやん。



すげぇ真顔でスタッフさんのこと見つめるじゃん。何その顔。いつも通りの優しい表情で今ここに突っ立ってるんじゃないわよ少しは考えておくれなはれや。

「お・・・・・・っお、オフィスワーカー!!!!!」と彼の方を指さして必死に答える私。

「jaheroiugdasoiusejhrs(聞き取れない英語)」

「なっ・・・・・・えっ・・・・・」


もう言葉は出てきません。完全におどつく私。


「何(๑╹ω╹๑ )なんて(๑╹ω╹๑ )」

「わからん・・・エクスキューズミー???」

「OK. IT,or medical……」

「あ、あれや、何関係の仕事してるかや!」

「あ〜(๑╹ω╹๑ )


・・・・・・(๑╹ω╹๑ )」



・・・・・・ちょっとは考えてくれはしませんかね??


あ〜じゃなくて。あ〜じゃなくてだな。何系と伝えればいいのだ。英語では何系の仕事なのだお主は!!!!!!!!!!!!!!


もう大きく見れば彼の仕事は医療関係なので、メディカルと答えておきました。

その後もなんやかんや現金を何ドル持ってるだのホテルはどこだの聞かれ、なんとか入国審査を切り抜けました。


もうこの時点でゼェゼェしている私。


「まにょちゃんすごいじゃん(๑╹ω╹๑ )!!!」

私は先行きが不安ですよ夫よ。


タクシーは日本語も通じるサイトで事前予約していたため、ワイキキのホテルまではスムーズに到着しました。


チェックインも済ませ、早々に一休みしたい私。

持ち込んだインスタントでも軽く食べようかなと思いケトルを探したところ、なんとまぁ部屋にケトルがないじゃないですか。

「ケトルない!!!!!!!泣」

「え、ほんとだ(๑╹ω╹๑ )インスタント食べれないじゃん(๑╹ω╹๑ )」

「わぁ〜〜貸してくれるかな〜・・・(;ω;)」

借りるには英語で話さないといけない。もうそれが憂鬱で憂鬱で。でもインスタントを食べるためには借りるしかありません。



「俺借りてくるよ(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!!」



・・・・・・・excuse me??????????


え、借りてくる???英語で話さないといけんがいけるのか?????


「え、借りるって??フロントで???」

「うん(๑╹ω╹๑ )ABCマート行きたいしついでに借りてくるよ(๑╹ω╹๑ )」

「いいん??」

「うん(๑╹ω╹๑ )なんて言えばいいの?(๑╹ω╹๑ )」

「待ってよ・・・・・・borrowで借りるか・・・・・・Can I borrow a ケトル??的な感じ」

「キャナイ ボロウ ケトル・・・(๑╹ω╹๑ )キャナイ ボロウ ケトル・・・(๑╹ω╹๑ )オッケ(๑╹ω╹๑ )!!!待っててねまにょちゃん〜〜〜(๑╹ω╹๑ )」

そういって、彼は部屋を出て行きました。


放心状態の私。


勇気すげぇ。



そう、多分海外旅行ではこの勇気が必要なんですよ。私は本当に自分の英語力に自信がなさすぎて、でも自信なさすぎるわりに「ちゃんとした英語で話さないと恥ずかしい」という無意識の思い込みがあって、外国人の方と真正面からコミュニケーションが取れないんですよ。

でも夫は違います。

機内でも入国審査でも、自分が知ってる単語を堂々と相手の目を見て伝えるだけでコミュニケーションをとっています。


「ただいま(๑╹ω╹๑ )!!!あれまだケトル届いてないんだ(๑╹ω╹๑ )!!!部屋に持ってきてくれるって言ってたよ〜(๑╹ω╹๑ )」


そういって、夫は無事ケトルを借りることに成功しました。


休憩をした私たちは、早速ワイキキビーチへと繰り出しました。

もう全ての景色が感動するくらい綺麗で、さっきまでの不安はどこへやら。子供のように「すごい!!すごい!!!ハワイや!!!ダイヤモンドヘッドや!!!!!!」と騒ぐ私。


お腹が空きすぎていたため、ビーチ沿いのお店でお昼ご飯を食べることにしました。


「Hi, Can I get a ・・・・・・. That's all」と、ガーリックシュリンプとレモネードを注文する私。

「すごいまにょちゃん喋れてんじゃん(๑╹ω╹๑ )!!!!」

「YouTubeで海外英語ちょっと見ただけ」

「え〜すごいじゃん(๑╹ω╹๑ )!!!!!」


と夫は褒めてくれましたが、うまく伝えることができなかったのか、レモネードが注文できていませんでした。

「ガーリックシュリンプしか注文できてなかった・・・・・・(;ω;)」

「え(๑╹ω╹๑ )!!!!注文しに行こうよ(๑╹ω╹๑ )!!」


もう注文するストレスを受けるくらいなら水で我慢しようと思っていた私。

「ううんもういいよ水あるし( ;  ; )」

「俺注文してきてあげるよ(๑╹ω╹๑ )!!!!!!」


なんだかとてつもなく夫が頼もしく見えてきました。


「ワン レモネード(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!」


ニコニコしながら注文する夫。

ニコニコしながらレモネードを持ってくる夫。


「はいまにょちゃん(๑╹ω╹๑ )♩」


なんだかこのハワイ旅行、大丈夫な気がしてきたぞ。


夫の姿に徐々に私のマインドも変化していきました。

私は十分英語で相手に意思を伝えることができる。わからなかったらもう1回聞き直せ場いいだけ。大丈夫大丈夫。


いつの間にか注文も手慣れたものになっていき、いつの間にか食事の注文は私担当になっていました。


「まにょちゃんすごいじゃんめっちゃ英語喋れるじゃん(๑╹ω╹๑ )もぐもぐ」

「うん、なんかできそうな気がしてきた」

「すご(๑╹ω╹๑ )マラサダうま(๑╹ω╹๑ )モチャモチャ」


2日目か3日目くらいに、部屋の掃除がされていない日がありました。


もうフロントに聞きに行くのも怖くなかった私。だけども出国前妹に、「Do you have Japanese speaker?って聞けば日本人のスタッフさんに繋いでくれるから大丈夫」と言われていたのと、清掃以外に聞きたいこともあったため日本人スタッフさんに対応してもらおうと考えました。

「Do you have Japanese speaker?って聞けば日本人スタッフさん探してくれるらしいよ」

「あ、そうなの(๑╹ω╹๑ )他にも聞きたいことあるし言ってみよ(๑╹ω╹๑ )」



フロントに到着。


「Japanese speaker(๑╹ω╹๑ )?!?!?!?!?!?!?!?!?!」



この人単語だけで勝負するつもりやな。



堂々と単語だけ伝えてニコニコする夫がなぜか本当に頼もしく感じるんですよね。もうこの人がいたら大丈夫だとさえ思いました。英語喋れないのに頼もしいって新しいよもう。


がしかし残念なことに、日本人スタッフさんは席を外していました。


どうにかこうにか部屋の掃除がまだっていうのを伝えましたが、スタッフさんの英語が聞き取れません。ひや〜〜〜どうしよ〜〜〜〜〜なんて思っていると、スタッフさんが笑顔で「ちょっと待ってね」と言ってくれて、スマホを取り出しまして。Googleの翻訳機能を使って私たちに話をしてくれました。


あ〜、もうこの時代に英語が喋れないから海外旅行は無理なんてことはありえないな、と実感。スマホに向かって話すだけで自動で翻訳してくれるんだから。ググればどこまでだって行けるんだから。もう言語スキルがなくても海外旅行なんて誰でも行けるんだわと心底思いました。


ただやっぱり、人と人とが直接コミュニケーションすることで生まれる何かもあるはずだから、心底英語喋れるようになりたいと思いました。


その後も夫はもう「頼もしい」の一言でした。


ジュラシックパークのロケ地で乗馬体験をした際にはスタッフさんに、

「ジュラシックパーク(๑╹ω╹๑ )?!?!?!?!?!」

「What??????」

「ジュラシックパーク(๑╹ω╹๑ )?!?!?!?!?!?!?!」

「Yes!!!!ここ撮影地!!!(英語)」

「お〜〜〜(๑╹ω╹๑ )!!!べりぐ〜べりぐ〜〜〜(๑╹ω╹๑ )!!ビューティフル(๑╹ω╹๑ )♩!!!!!!!」


思わず笑ってしまうスタッフさんと、ニコニコ楽しそうにしている彼。


「アイム インタレスティング(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!」


思わず吹き出す私。

アイム インタレスティングて。教科書通りすぎにも程があるだろて。


「エキサイティングとかエンジョイとかそっちのがいいよ〜!!!」

「おぉ〜〜(๑╹ω╹๑ )エキサイティング(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!!」

「そうそう」

「そっかインタレスティングって興味があるとかなんかそっち系の雰囲気だよね(๑╹ω╹๑ )」

「そうそう」

「へっっっっっ(๑╹ω╹๑ )!!!エキサイティング(๑╹ω╹๑ )!!!!!!」



予約したはずの時間にお店に行ったのに、一向に呼ばれない私たち。

「ちょっと待っててまにょちゃん(๑╹ω╹๑ )俺聞いてくるよ(๑╹ω╹๑ )予約した画面みして(๑╹ω╹๑ )」

そう言って勇ましくスタッフさんの元へ向かう夫。


「ソーリーソーリー(๑╹ω╹๑ )

ん(๑╹ω╹๑ )!!!!!!!!!!!」


と、水戸黄門を彷彿とさせる「この予約画面が目に入らぬか?!??!?!?!」スタイルで呼ばれていないことを伝えていました。

夫、すごい。


そんなこんなで無事、英語ダメダメ夫婦でも大きな問題なく帰国することができました。


あまりにも満足度の高い旅行だったため、逆にハワイロスなんてものはありませんでした。ありがとな!!!ハワイ!!!!日本で頑張るわな!!!!!!!!!というテンションです。


そんなこんなで、無事帰国しましたのでこれからも皆さんよろしくお願いします!!!!!


まにょ。





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