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アリゴで食い散らかしカルテット

最近は、やりっぱなしの散らかし放題な性格が手伝って、お金の管理がしっちゃかめっちゃかに。カードの類が何枚もあり、とにかくカードケースを購入しようと100均へ。誰にも会いませんように、と顔を伏せてコソコソ神保町すずらん通りダイソー内でカードケースを探す。すると、不審な人物が目の前に現れ、神保町にもいよいよ魔の手が、と思ってよく見たら、ガレッジの店長ケンタではないか。

後ろには同じくガレッジのタックと、この日はじめて出会ったかわい子ちゃんがいらっしゃって、今からアリゴへ行くとのこと。私はアリゴがどんな店かもわからぬまま、彼らにくっついて行った。乱雑な性格の私はカードケースのことなどアッサリ忘れて、さっさとダイソーを出た。ちなみにまだカードケースは買ってない。買えよ。

彼ら3人は、ここに来る前に散々ビールを浴びるほど飲んだようで、私以外はサングリアというかわいい飲み物を頼む。サングリアは好きだが、こう暑いとまずビールを飲まないとやってらんない。わかるでしょ。

それで、お腹は空いていたけれど、ケンタがあれもこれもと頼むので、徐々に目の前に運ばれてきただけでお腹いっぱいになりつつあった。みんな箸が止まる中、タックが全部食べた。石鹸のようなじゃがいもと、山もりのおかわり自由なパンを。

アリゴは人の家に来たようなお店で、まるで田舎のおばあちゃんの家の空気がある。それで、久しぶりに会った人たちと、こうしてガバガバ食べてワイワイ笑っていると、最高に楽しいわけ。

東京は狭くてしんどい時もたくさんあるが、狭いからこそ楽しい瞬間も同じだけ、たくさん訪れる。あんまりいろいろ考えず、今が楽しければいーじゃん、を覚えた夜であった。

アリゴ本当に美味しかった、レバーおいしいです。ごちそうさまでした。パンはタックのパン。

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