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質の高いコミュニケーションを身につけよう!

とある講師の方が言いました。
あなたの質問いいですね、素晴らしいですね』と。

私は、この褒め言葉を聞く機会が多くあります。
私自身に対して言われたことはないのですが、周りの方が質問されている時によく聞きます。

いい質問とはどんな質問なのでしょうか。
そもそも質問というコミュニケーションはどんな状態が良いコミュニケーションになるのでしょうか。

今回は、そんなコミュニケーションに焦点を当てた内容です。学生さんはもちろん、社会人、ビジネス上でもお役に立つと思いますので、是非ご覧ください!


1, コミュニケーションは相手との距離が大切!

相手に対して質問をする時、皆さんは何か意識して質問されていますか?

会社の会議中、取引先での打ち合わせなど重要なビジネスの場面での質問や自社の役員、上司部下への質問、家族や友人、彼氏彼女への何気ない質問

質問にもたくさんの種類があって沢山の方法がありますが、
皆さんは独自の質問方法をお持ちでしょうか。
特に何も意識していません!っていう方も多いのではないでしょうか。

質問には複数のパターンが存在します。
有名どころでいうと、5W2H質問でしょう。

この質問は回答者から明確かつ漏れがない回答を得るために用いることができます。具体的には、What質問を用いることで、全体像を捉えるだけでなく、見えない部分まで聞き出すことが可能です。また、Why質問では事象を引き起こしている背景や原因を聞き出すことが可能であり、How質問はどのようなアクションを取れば良いのかがわかります。

これらを含めた5W2H質問は、一見するとどんな状況でも活用できそうですが、デメリットも存在するのです。それは質問者と回答者の距離関係です。

え?距離??そんなのどうでも良くない??と思われる方も多いのですが、そもそもコミュニケーションはあくまでも手段です。達成したい目的の為に、対話を通じて相手の積極的な協力を引き出すことが本来の目的なのです。

少し例を挙げてみます。
【状況】
とあるAさんはITαというIT系企業に勤める50歳男性。一方で、BさんはITβというIT系企業に勤める40歳女性。AさんにはCさんという妻(専業主婦)がいるとします。Aさんは「ITβ」の経営課題に対して最適なソリューションを提供しようと考えていますが、「ITβ」の経営課題のポイントが掴めません。

上記の状況で、AさんはBさんとCさんに話をします。
まずは、Bさんに話してみるとします。

〈ライバル会社のBさんを訪問〉
A:御社の経営課題は何ですか?
B:((この人に話すようなことではないな〜、、、、))

当然ですが、ライバル会社であり、かつ互いに距離があるので話そうと思いません。しかし、妻であるCさんはAさんと距離が近いので、、、

〈妻であるCさんに対して〉
A:社内で、「ITβ」の経営課題に対してソリューションを提供することになったんだけど、今のIT企業とかってどんな課題があるのかな??
C:昨日、ニュースでIT系企業の人材不足が取り上げられていたよ。「ITβ」は昔、友人が働いていて、勤務体制もイマイチらしいんだよね〜
A:それって、ITスキルをもった人材が減っているからかな〜・・・

と相手の心を開くことができます。
つまり、相手との距離を縮めることが重要であり、距離が縮まるほど、相手の考えをより詳細に聞くことができます

これを「呼び水」質問と言いますね!(アプローチ質問やアプローチ・ストレッチ・デプス質問ともいう?のかな??)

呼び水の質問をする方法は簡単で、相手が今意識しているであろうことを質問します。ライバル企業の例を再掲すると、AさんはBさんがお勤めの「ITβ」という会社の別ライバルである「ITΓ」という会社の取り組みを簡単に話します。そうすることで、Bさんは自然と自分たちの取り組みを話したくなるのです。

どんな状態であっても呼び水質問は活用できます。K君はRさんに片想いだった場合、L君がK君にRさんの話をすると、K君は話をよく聞きます。なぜなら話題が気になるRさんに関することだから。ここで、L君がK君に恋愛に関する質問をすれば、K君がRさんのことが好きであることが分かっていきます。

このように相手が意識していることに触れることによって、情報は沢山引き出すことができるのです。

2, コミュニケーションには仮説を持つ!

私たちのコミュニケーションには全て「仮説」を持っています。
例えば、Aさんはケーキが大好物だから、甘いチョコレートも好きなのではないか。というように相手への仮説も重要です。

しかし、この仮説も思いついたことを素直に述べていくわけではありません。自分なりの仮説を持ち、それに関する質問を投げることで、回答を得ます。この繰り返しによって、求めているゴールが見えてくるのです。

皆さんは「物当てクイズ」をしたことはありますか。
グループの一人がお題を決め、残りのメンバーがその人に対して質問をしていきます。例えば、お題が「飛行機」と決めたら、残りのメンバーは「それは食べ物ですか?」や「大きいですか?小さいですか?」のように大枠を掴む質問から繰り返していきます。その後、正解に辿り着けるわけですが、この質問の目的は、「求めている最終的な解答(ゴール)に効率的に辿り着くこと」です。

絞り込むことができれば数字や比較対象などの詳細な質問を行い、最終的に回答を判明させることができます。

一見すると、当たり前のように見えるのですが、絞り込み質問の大事な点は最終的な回答に向かっての流れを意識することなのです。

大枠な質問だけを繰り返しやっていては全く進みませんし、詳細な点のみを詰めていっても何が解答かは分かりません。

全体の流れを想定した上で、仮説を持った質問を投げかけていきたいですね。

3, コミュニケーションに正解などない!

ここまで相手との距離感や仮説の話をしてきましたが、正直コミュニケーションに正解はないと思います。ただ、意識していただくことで、相手への印象が変化するだけでなく、我々が求める本来の目的を効率よくGetできるのではないでしょうか。

そういった意味では、コミュニケーションを通じて最適解を探すという風に考えても良いかもしれません。

相手を積極的に引き出すことを上記で述べてきましたが、相手を動かすには相手視点で考えることも重要ですね!相手に共感を持っていただく、理解していただくことが極めて重要になってくると思います。

では、相手視点で考えられる人はどんな人でしょうか。

これも考え方は沢山あると思いますが、私は人間味がある人かなって思っています。完璧な人間、能力が高い人間はもちろん素晴らしいですが、自分の弱みを自由にさらけ出せるような人間味がある人ほど、相手から共感を得やすいのではないでしょうか。

コミュニケーションには様々な考えがあります。
普段使用しているコミュニケーション自体を考えることは少ないでしょう。
是非この機会にみなさん自身で、コミュニケーションに関して考えてみると、新たな発見が見つかるかもしれませんね!

今回は、ここまで!


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