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一期一会の春。10年通った生徒が巣立つ。お母さんからの言葉

春がやってきた。
卒業の春。

最近は拠点を移し、決まった場所でのサポートをやめていたので、
サポートしている生徒も以前からの生徒のみとなった。
全ての生徒が長期間通ってくれている子たちばかりなので、
すっかり、しっかり発達、成長している。

最近は学習支援やコミュニケーションスキルのオンラインレッスンなどが多く、よりサポート内容が多様化。
通常学校の通常クラスに通う子ばかりとなった。
この目覚ましい発達は喜ばしい限りだ。
ひとえに、ご家族の協力と本人の努力の賜物。

今年の春も少ない生徒の中から卒業生を出すことになった。

地元の公立中学校にすすむのだ。
中学生は忙しい。
同級生との遊びの時間も大切だし、
高校受験も目指し、みんなと同様に学んでいく。

この間の日曜日がとりあえずの卒業。
お世話になった村の人たちにもあいさつし、
帰っていった。

帰宅後、お母さんからラインが来た。

10年前、こんなに成長して小学校卒業を祝える、こんな日が来るとは思ってもいませんでした。
やまもと先生に出会えた事は私にとって最高の財産です。
やまもと先生の励ましや教えがなかったら、今こうして気持ち穏やかに過ごせていなかったと思います。
感謝してもしきれません。

我が子はちびっこギャングでしたね…
物を壊す、泣く、暴れる、逃げる、よその子をいきなり叩く、押す、噛む…etc 謝ってばかりの大変な日々でした…

先生、10年もの長い間お世話になってどうもありがとうございました。わが子がこんなに長い間お世話になるとは、10年前は思ってもいなかったですが笑。
子の成長の過程で先生と一緒に過ごしてもらえて本当に良かったです。

私がサポートさせていただいているのは
月に2回から多くて毎週。
わずか1時間程度です。
それでも、子どもたちは目覚ましい発達を遂げていきます。

それもこれも 家庭で発達を阻害するものを
幼少期にしっかり排除してくださったからです。

私たちは、ほんのちょっとお手伝いさせていただいただけ。
私たちの方が感謝でいっぱいです。

子どもたちが発達していく過程で
私たちも一緒に支援者として学ばせてもらっています。

発達障害と言われた子が
その枠から飛び出し、その先にどのようなすばらしい人生が拓かれて行くのかを子どもたちが身をもって私たちに示してくれます。

けっして「発達障害」といわれたからとあきらめるわけでなく
効果的な支援が子どもたちの未来を拓いていくのだと知って、
努力してほしい。

「発達障害」と診断されたことは
水戸黄門の印籠の様に絶対的で安心できるものを手に入れたわけではなく
この子に合った特別な子育てやサポートをしてあげてくださいね。の印なのだ。

この子に合ったサポートなので
団体でのサポートは難しい。

少人数で、人間的なサポートをしてもらえるところを探してください。
それは、「居場所」を探すのとは違います。

積極的な発達援助、教育サポートをしてもらえるところということです。
必ず、支援者の人となりが試されます。
子どもの為に、しっかりとその支援者を目踏みしてください。
我が子の未来が拓かれるかどうかの大切なことですから。


兎にも角にも
卒業おめでとうございます。
また、大きく成長した姿を見せてほしいと願います。

そして、また、小さい子たちのサポートも
自然あふれるところでさせて頂こうと思います。

野外活動、外遊びも行いながらの療育的サポートです。

この活動に大阪市塾助成金も使えることになりそうです。
凄いぞ、大阪市。(笑)
野外活動も学習塾と同じ捉え方です。
嬉しい。

学習塾に通わせるのではなく
野外活動塾に通わせる。

そんなことが当たり前となっていきます。

なぜなら、学習は今や動画で家でも十分学べる時代だからです。
もっと、本質的な生きる力をつける為
野外活動、おススメです。

参加募集は公式LINEで。
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