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今日は、お仕事に関することじゃなくって
昨日見た夢のお話し。
ちょっとしたショートストーリー。」
どうってことはないので、スルーしてもらっても全く問題ありません。
でも、もし、最後まで読んでいただいて共感してもらえることがあって心が少し軽くなったら良いな~と思う。
私もしょせん、ただの人ということで・・・。

昨日の夢は、とても鮮明だった。
いつもは夢を見ても、覚えているのは断片的なものばかり。
なのに、昨日の夢は違った。
感情が揺さぶられたという感じでもなく、大泣きしているのに
冷静な私も同時にそこにいた感じ。
それでは、夢のおはなしを。


その日は今では珍しくなった家族でのお出かけの日だった。
USJのような遊園地に行くことになっていた。
でも、遊園地のアトラクションを楽しむために行くのではなくて
そこにある劇場で何かのショーを観るために行くのだった。
「グレイテスト・ショーマン」のような本格的なそんなショーの
雰囲気だった。
だから、楽しみにしていた。

電車で向かっていた。
メトロのような電車。
そんな遠くないところへのお出かけのようだった。

最寄り駅について電車を降りた。
USJに向かっている。
まさにそんな風景だった。
一斉にみんなが電車から降り、改札口に向かい、
遊園地へと人込みに押し出されるように歩いて行った。

知ったところだから、
家族同士確認もしないで、
とにかく改札に向かった。

改札を出るとすぐに遊園地。
そこで、私は気が付いた。
カバンが無い・・・。
久しくもう大きな忘れ物をしなくなった私だったが、
「忘れた。」
カバン丸ごと。
「忘れてしまった。」
どこかに・・・。
しまった!

東京に仕事に行き始めたあの頃によくした忘れ物、勘違い。
それがわかった時のテンパった気持ち。
ちょっとしたパニック状態。
どうしよう💦
という追い詰められた感
久しぶりに思い出したあの気持ち😨


おそらく、電車の中???と記憶をたどるも確信が持てない。

で、劇場の前で、困り果てた。
子どものように声を出して大泣きしてしまった。
わたしが・・・。
「えー--ん、えー--ん。」と
普段の私では考えられないことだが。

どこからか係員の人が心配してきてくれるのだが。

冷静に考えると
今の年齢のわたしが、声を出して大泣きしているのは
明らかに異様だと思う。
子どもじゃないんだから・・・。
でも、そこは夢。
そのうちに、私は子どもに戻っていたような気もするが、
(メルモちゃんじゃないんだから、現実にはそんなことはあり得ないけど、なんせ夢だからさ。(笑))

ちなみにメルモちゃんは手塚治虫さんが書いた漫画。
昔、テレビで放映されていた


キャンディーを食べると大人になったり、
子どもに戻ったりするのです、女の子が・・・。

さて、劇場前で大泣きしている私が
係の人に言っているのは
「カバンをどこかに忘れてしまったぁ~。
チケットがその中に入っているからショーを観ることができないよ~。
スマホもその中だから、家族に連絡も取れない。えー--ん、えー-ん。」

あ、説明が後になったけれど、
電車を降りたときに、家族ともはぐれている。(笑)

で、どうにもこうにもできずに、
ずー----っと泣き続けているのだ。
劇場の前で・・・。

朝、来たはずなのに、
夕暮れになるまで泣き続けた。
ショーもとっくに終わってしまっている。



で、ようやく娘が
「おかあさん、何してんよ・・・。」と
半ば呆れ顔の、怒り口調で現れた。

「カバン電車に忘れてしまって・・・。えー--ん、えー--ん。」

「コレやろ?」

と言って私のカバンを差し出す。

「それ~~。どこにあったん???」

「電車の座席に置いて降りたから、持ってきたわ!!!
 ほんまに・・・。忘れすぎ。」

あー--、良かった。
ショーは観れなかったけれど。
あー--、良かった。
カバンが戻ってきてよかった。
スマホも財布も何もかも大事なものを入れてあったから、
無くなっていたら大変だとパニック状態だった。
あー--、良かった。

やっぱり娘は頼りになる。(笑)
私を助けてくれる存在。感謝。
家では喧嘩ばかりしてるけど。


この夢を自分なりに解釈した。
「夢判断?」


こんな長いこと生きてきて
なんとか頑張ってきたわたしも
時々やっぱり不安になってるんやなぁ~。ってことです。
深刻に思い悩むことはなく、なんとなくケセラセラで生きてるけど、
やっぱりふつうに「人」やから、ふあんになるんやなぁ~。ってことです。

で、娘は私には大事な存在。
いつも助けてくれている、私を。
感謝はしないといけません。
口には出しませんが・・・。
嫁に行くときにはちゃんと言わないといけないですね。


ということで

どんな人でも不安と一緒に生きているということです・・・。


おしまい。



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