見出し画像

にげますか

「500人くらいブロックしていますよ」

noteユーザーで発信を始めると、いつなんどき世間からとやかく言われる可能性が出てきます。

noteにしろ書籍にしろ、自分の意見をネットに上げた瞬間から、危険にも晒されます。特に有料コンテンツとなると世間の風当たりは変わってきます。

書籍を出した人からよく聞くのは「何を言われてもめげないメンタルが必要」ということ。

あるビジネス系の外国人著者が気になることを言っていました。

Amazonで星1つがついたら売れ始める。

星とは、カスタマーレビュー欄の評価。星は1つから5つで評価されます。
星1つは、低評価です。なのに「売れ始める」とは?

発売されたばかりは、およそ星5個が並んでいるパターンをよく見かけます。身内に書いてもらっているケースもあるでしょう。但し、「大絶賛評」ばかりだと逆にうさんくささを感じる方もいるのではないでしょうか?

星1つをつけている人の書評は辛辣です。「うすっぺらい」「買って損した」「失敗した」といった感想が星1つの”あるある”でしょうか。

ただ、こういった星1つの意見は、リアルです。中には競合による妨害や、やっかみ、マウンティングしたいだけの可能性もあります。
とはいえ、反対意見を書き込むという行為も「行動喚起」の一つであり、
その書籍は世の中に「さざ波」は起こせた証拠とも言えます。

外国人著者が言いたいのは、星5個の評ばかりでは、まだまだ。世間からの逆風を受けてようやく一石を投じられたということでしょう。

自分も興味ある書籍は、まずカスタマーレビューをチェックします。
星1つが多いからという理由だけで読むのをやめることはありません。

特に「感情」の要素が混じったものは除外。なるべく客観的な評を参考にします。たとえば「当たり前のことが書いてある」という感想だとしたら、コメ主は、すでにそのジャンルの知識を持っているのでしょう。見方を変えると、まだ知識がない、初心者には都合のいい本ともとれます。


ところで天才・落合陽一さんは、44万のフォロワーさんがいるので、様々な意見が寄せられるようです。誹謗中傷やしつこく絡んでくる人はブロック。その数が500人だと言います。

500人って、結構な数です。道の向こうからまとまって走って来られたら、その場に立ちすくむか、しゃがみこんでしまうでしょう。

500人で思い出しましたが、和歌山県に北山村という場所があります。全国でも珍しい飛び地の村。住所は和歌山県なのに、周囲は三重県に囲まれています。

北山村の特産は、じゃばらという柑橘系の果物です。全国でここだけ。考えただけでツバが出てくるほど、酸っぱいです。じゃばらのエキスが「花粉症の改善に期待できる」とあって、シーズン前にはよく売れるようです。

自分も試しに取り寄せて飲んだことあります。花粉症で悩んでいる知人に贈ったこともあります。因果関係の裏取りはできませんが「楽になった」とのリアクションがありました。まぁ、プラシーボの可能性もね…

この北山村の人口が500人。じゃばらのおかげで年商2億円だそうです。

話が飛び地に行ってしまいましたが、じゃばらは花粉をブロック、落合さんは、ウザいツイッタラーをブロックです。

SNSで絡まれるというのは、それだけの影響力を持っているインフルエンサーである証拠なんでしょう。メンタルの強さが求められますね。

ありがたいことに、このアカウントのフォロワーさんは「マナー」「お行儀」「リテラシー」どれも優良で、おかげさまで「とやかく」言われたことがありません。ありがとうございます。あらためて感謝申し上げます。

記事が無料だから、影響力がないから、当たり障りがないから、とは考えなようにしておりますが、メンタルに自信がないので、急にアカウントが消えていたら、「あ、ブロックできなかったんだな」とお思いください。

沖縄出身のお笑い芸人さんが命名してくれたペンネーム/テレビ番組の企画構成5000本以上/日本脚本家連盟所属/あなたの経験・知見がパワーの源です